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旅の体験談

香川の東讃地域をサイクリング(東かがわ市→高松市)

東かがわ市の風景

香川県の東端、東かがわ市から高松市へ向けてサイクリングを行ない、東讃地域を横断しました。

その道中では、津田の松原でのんびり休憩したり、石清水神社の参拝や高松城跡を整備して造られた玉藻公園の観光を楽しんだ次第です。

普段走ることの無い知らない土地を自転車で巡るのは、とても楽しいもの。

サイクリングを通じて見聞を広め、様々な体験をしてみませんか。

本記事では、東かがわ市から高松市までの自転車旅の様子をお伝えします。

本記事は、以下に該当する人向けです。

  • 自転車旅やサイクリングが好き
  • サイクリングの道中で見聞を広めたり、様々な体験をしたい

東かがわ市の思い出

香川県東かがわ市へ訪れた理由は、サイクルイベント「ツール・ド・103」へ参加するためでした。

イベントでは、参加者を始めスタッフなど450名以上を越える関係者が集い、皆が楽しそうに過していたことが印象に残っています。

本日は、「ツール・ド・103」開催日の翌日。

天気は曇り空でしたが、雨の降る心配はありません。

サイクリング日和とは言い難いですが、流れる風景を楽しみながら気になる場所へ立ち寄り、旅を続けましょう。

宿泊先のホテルを後にして、イベント開催日の前日に訪れた白鳥神社の前を通り抜けます。

白鳥神社の鳥居
白鳥神社の鳥居

すると、白鳥神社の奥に広がる白鳥の松原にある日本一低い山「御山(みやま)」へ登頂したことなどを思い出し、思わず思い出し笑いをしてしまいました。

私は、サイクルイベントの前日にその土地の様々な観光スポットへ訪れることが多いです。

東かがわ市では白鳥神社を始め、しろとり動物園や引田の町並み、香川のてぶくろ資料館などへ足を運び見聞を広めたり、面白い体験ができました。

東かがわ市へ訪れる機会があれば、是非足を運んでみて下さい。

詳しくは、下記関連記事で紹介します。

海を眺めながら「津田の松原」を楽しむ

生憎の曇り空のため、テンションはそれほど高くはないですが、自転車のペダルを回して高松市へ向けて走り続けました。

前方に山が見える道

本日の最初の目的地は「津田の松原」。

名前自体は昔から知ってはいましたが、何気に初めて訪れます。

そのため、どんな風景が広がっているのか楽しみですね。

現代の情報化社会では、雑誌やインターネットなどで調べればどんな場所なのかはある程度の予測が立ちますが、自分の目で見る景色はやはり格別。

写真や画像では伝えきれない本物は素晴らしいですよ。

だからこそ旅や止められないのです。

約15kmほど自転車を走らせると、津田の松原へ到着。

津田の松原
津田の松原(県立琴林公園)

早速、松林の中や砂浜を散策したのは言うまでもありません。

津田の松原(県立琴林公園)は、瀬戸内海に面した約1kmにわたる砂浜と約3,000本もある松林が育つ香川県内でも有数の景勝地です。

津田の松原の案内図

樹齢600年を越える老松や根上がり松など白砂青松の景観が素晴らしい。

生憎曇り空であったため、それなりの景色でしたが、晴れた日ならば間違いなく「ビューティフル!」と叫んでいたでしょう。(笑)

津田の松原の風景
津田の松原の景色

これらの松林は、江戸時代初期に岩清水八幡宮の防風林として植えられたのが始まりだとか。

松林

今では、松原海水浴場が整備され毎年6万人の海水浴客が訪れるという。

更に温泉やフィットネスが楽しめる「クアタラソさぬき津田」や国民宿舎「クアパーク津田」も隣接していますよ。

また、聞くところによると、映画のロケ地にもなったようで「娘巡礼流れの花」「新・狐と狸」「鉄火場破り」などで登場しています。

狛狼がいる石清水神社へ参拝

しばらくの間、津田の松原で過した後で、近くにある石清水神社へ向かいました。

地元住民の間では「津田の八幡さん」と呼ばれ親しまれているそうです。

境内には段差がなく、足元はサラッとした砂地。

津田の松原の中にあるだけあって参道の両サイドは松だらけですよ。

石清水神社の鳥居と参道
石清水神社の鳥居と参道

狛犬が神社を護っていましたが、それだけでなく香川県で唯一の狛狼もいました。

一般的には高麗犬が多いというのに、石清水神社では日本狼が見られるなんて超ラッキー。

耳がピンと立っており、先端の方が垂れている姿は何とも愛らしい。

狛狼
狛狼

この狛狼は、明治時代に奉納されたそうです。

御祭神は、誉田別命(ほんだわけのみこと)、息長帯姫命(おきながたらしひめのみこと)、玉姫命(たまひめのみこと)の3柱。

石清水神社(拝殿)
石清水神社(拝殿)

五穀豊穣や安産の御利益があり、また海に近いことから海上安全の神様として信仰されています。

拝殿へ参拝した後で、境内を散策していると、猫のみけちゃんを目撃。

猫

このみけちゃん、いつからか神社へ住み着いたという。

首輪をしているので、今は神社で飼われているようですね。

コッソリ写真を撮りましたが、お顔を上手く撮影できませんでした。

この神社に隣接して道の駅「津田の松原」がありますよ。

道の駅「津田の松原」
道の駅「津田の松原」

道の駅で少し休憩して、今回の旅のゴールである高松駅を目指しました。

高松市へ向かう道中にて

国道11号を走るのが高松駅までの最短距離なので、今回の旅は国道をメインに走った次第です。

曇り空が広がる道

土地にもよりますが、国道は車の交通量が多いので、普段はあまり走ることは少ないですね。

しかし、国道は青い大きな道路標識があるため、町の方向と距離が分かるので道に迷った時は非常にありがたい。

過去に何度も知らない土地を走っている最中に、国道に助けられた記憶が蘇ります。

国道11号は、四国でも車の交通量が多いことで知られている道なので自転車で走るのは、あまりお勧めはしません。

そんな国道11号を走っていると、いつの間にか羽立峠(はりゅうとうげ)を上り切っていました。

羽立峠
羽立峠

羽立峠は、香川県さぬき市津田町津田とさぬき市鴨部にある峠。

標高差は大したことがないため、峠の案内標識を見て「あれ峠だったの」と思ったほど。

確かに坂道が続いていましたが、恐らく前日参加した「ツール・ド・103」の獲得標高が1,285mもあったため、間隔がマヒしていたかも。(笑)

そんな感じで峠を攻略した後で、しばら走っていると再び峠が現れました。

今度の峠は天野峠。

峠と意識してしまったため、しっかり上っている感じがしますね。

登坂車線が設けられているので、それなりの急坂ですが、間隔がマヒしている私はある意味無敵です。

この峠も難なくクリアし、頂上へ到着。

峠のてっぺんには、うどん屋を発見しました。

本場の讃岐うどんを食べようと思いましたが、定休日の看板を見てしまいガックシ。

うどん屋
うどん屋の看板

旅を続けていると、このような場面に良く出会います。

気を取り直して天野峠を下ると遠くには、さぬき市志度の市街地が見えてきました。

下り坂の遠くに市街地が見える道

さぬき市志度は、志度寺の門前町としても栄えた町ですね。

さぬき市志度の市街地へ到着すると、そこから高松駅までの距離は残り15kmもありません。

そのため、あっという間に高松市へ入った次第です。

しばらく走っていると、山頂が平らな山が見えてきました。

あれは屋島ですね。

屋島
屋島

屋島と言えば、源平合戦の古戦場として知られています。

瀬戸内海に突出する陸繫島(りくけいとう)であり、海抜292mの溶岩台地だという。

高松市のシンボルとも言える島であり、頂上には屋島寺や水族館などがありますね。

屋島を目撃した時は「山頂まで登ろうかな」と思いましたが、そこはグッと我慢。

次回高松へ訪れた時の楽しみに取っておきます。

玉藻公園の観光

天気は次第に回復しており、薄い雲の合間に青空が見えてきました。

薄い雲の合間の青空

そうなると自然にテンションが上がるもの。

残り500mほどで高松駅到着するのですが、夕方までにはまだ時間に余裕があります。

そこで、高松駅の直ぐ近くにある玉藻(たまも)公園へ立ち寄ることにしたのです。

玉藻公園は、高松城の跡地を整備されて造られた公園ですね。

玉藻公園
玉藻公園
玉藻公園の風景

国の史跡や日本100名城、日本の歴史公園100選に選定されており、様々な見所があります。

例えば、月見櫓や披雲閣など歴史的価値がある建築物があったり、天守こそありませんが、天守台は復元されていますよ。

天守台
天守台

また、内堀には瀬戸内海の海水を引き込んでいるため、鯛やボラ、チヌなどの海水魚が泳いでいますね。

そのため、鯛のエサやりが出来るのは大変珍しい。

枯山水形式の庭園も整備されており、香川県の風土に適したクロマツやウバメガシなどが灯籠や飛石などとバランス良く配置されています。

ゆっくり園内を散策しながら、日本三大水城に数えられる高松城跡(玉藻公園)を観光しました。

そして、玉藻公園を後にして、高松駅へ向かい本日の旅が終了した次第です。

JR高松駅
JR高松駅

尚、玉藻公園については、下記関連記事で詳しく紹介します。

まとめ

香川県の東端、東かがわ市から高松市までサイクリングしました。

ただ走るだけでは、午前中に終了してしまいますが、そこは私。

様々な観光スポットへ立ち寄ることを忘れません。

今回の旅で訪れたのは、津田の松原や石清水神社、玉藻公園です。

いつもより短い距離の自転車旅でしたが、走行距離より旅の充実度の方を大事にしているので、今後も様々な所へ立ち寄りながら旅を続けていきます。

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