旅の体験談

好古園の見どころを紹介、姫路城に隣接する美しい大名庭園の観光

好古園の風景

日本全国には、数多くの日本庭園が残されています。

江戸時代には、各藩の大名が競い合い、造園技術が発達した結果、日本庭園の築造技術が頂点に達しました。

姫路市にある好古園(こうこえん)もその一つ。

この好古園では、9つのテーマに庭園が分かれており、季節により様々な表情を見せてくれます。

また、まるで江戸のような雰囲気を醸し出しているため、映画のロケ地としても有名ですね。

更にお隣には、世界遺産で有名な姫路城もありますよ。

合わせて一緒に訪れてみると嬉しいかも。

本記事では、好古園の見どころとなる、9つの庭園について紹介します。

本記事は、以下に該当する人向けです。

  • 日本庭園や大名庭園に興味がある
  • 好古園の見どころを知りたい

姫路城を望む大名庭園「好古園」とは

好古園
好古園

好古園(こうこえん)は、兵庫県姫路市の姫路公園内にある日本庭園です。

正式名称は「姫路城西御屋敷跡庭園好古園」といい、広さは約1万坪もありますよ。

その広大な敷地内には、9つのテーマに分かれた池泉回遊式庭園を楽しめます。

古地図の姫路侍屋敷図に基づき、姫路市政100周年を記念して整備されました。

好古園の風景

発掘調査により確認された姫路城西御屋敷跡や武家屋敷跡、通路跡などの地割を活かした造りになっており、江戸情緒を醸し出しています。

また、庭園内には、美しい庭を眺めながらランチができるレストランと、ゆっくり寛ぎながらお茶ができる茶室もある。

ゆっくり園内を散策しながら、日本庭園が醸し出す優しい空間に身をおくのも悪くないですね。

毎年4月上旬ごろに「夜桜会」が開催されます。

例年、シダレザクラやヤマザクなど約80本の桜がライトアップされ、夜桜を楽しめる。

特に「御屋敷の庭」の石橋近くにあるシダレザクラが1番人気という。

妖しい魅力を放つ夜桜を堪能しながら、夢のような時間を過ごしてみましょう。

毎年11月下旬ごろに「紅葉会」が開催されます。

ヤマモミジやハウチワカエデ、サクラなどがライトアップされる。

その数は約230本もあり、「御屋敷の庭」の渡り廊下では見応えのある紅葉がお出迎え。

是非、機会があれば参加してみては如何でしょうか。

好古園の見どころ、9つの庭園を散策しよう

好古園の9つの庭園には、それぞれ見どころがあります。

敷地内の回り方はほぼ自由ですが、うっかり案内板を見落としてしまい、全ての庭園を見て回れないことも。

こちらは園内の全体図。

好古園の全体図
好古園の全体図

見て分かるように、好古園の入口で受付を済ませて道なりに歩くと、一番最初に訪れるのが「御屋敷の庭」です。

以下の道順で見て回るのが効率がよいですね。(自分で道順は選べるよ。)

  1. 御屋敷の庭
  2. 苗の庭
  3. 茶の庭
  4. 流れの平庭
  5. 夏木の庭
  6. 松の庭
  7. 花の庭
  8. 築山池泉の庭
  9. 竹の庭

個人的には、「御屋敷の庭」と「竹の庭」が特に気に入りました。

「御屋敷の庭」と「竹の庭」は、景観が非常に良いのでお勧めします。

それぞれの庭を散策しながら、お気に入りの庭園を探してみるのも面白い。

所要時間は、30~60分ほど。

せっかくの日本庭園ですので、普段よりゆっくり歩いて見て回りましょう。

尚、本記事では私がお勧めする「御屋敷の庭」「竹の庭」を中心に紹介します。

御屋敷の庭

「御屋敷の庭」の入口
「御屋敷の庭」の入口

先ほども触れましたが、好古園の入口で受付を済ませて道なりに歩いて行くと、まず始めにお目にかかるのが御屋敷の庭です。

この庭園は、好古園最大の庭ですよ。

名前の通り、始めは屋敷の中を通過し庭園へ向かいます。

屋敷の渡り廊下を歩くと、太鼓の音に似た音が響き面白いかも。

渡り廊下

更に渡り廊下からは、美しい日本庭園を一望でき、幸せな気持ちになりました。(嬉)

渡り廊下から見る景色

聞くところによると、時代劇のロケにも使われているとか。

また、紅葉シーズンに訪れるとモミジなど素晴らしい景観を楽しめるという。

う~ん、想像するだけで笑顔になります。

このお屋敷には、食事や喫茶ができるレストラン「活水軒」があるので立ち寄ってみるのも良いですね。

レストラン「活水軒」
レストラン「活水軒」

園内を散策する前に腹ごしらえをしてもよいし、散策後に足を運んで園内の思い出にふけてみては如何でしょうか。

広々とした座敷があったり、渡り廊下には休憩ができるベンチもある。

座敷
ベンチ

早く庭園へ行きたいと思うあまり、直ぐに通り抜けるのはもったいない。

是非、足を止めて庭園を一望してから園内へ向かいましょう。

こちらは「御屋敷の庭」の全体図。

「御屋敷の庭」の全体図
「御屋敷の庭」の全体図

見て分かるように、特徴的な大池があります。

この大池、何でも瀬戸内海を模したものだとか。

池の中では、色鮮やかな錦鯉が優雅に泳いでいました。

大池
大池

また、大池には、石橋が架かっていたり、飛び石があったりするお馴染みの景色が。

池に架かる石橋
石橋
飛び石
飛び石

これぞ日本庭園。

これが日本庭園の大池と言えるでしょう。

良く見かける景色ですが、他の池とは違う点が一つ。

私が石橋を渡っていると、なぜか錦鯉が集まってきました。(笑)

石橋から見た錦鯉

理由は分かりませんが、きっと好かれたのかな。(偶然の可能性が高いような・・・)

どんな理由にせよ、好かれるのは悪い気はしません。

大池には、小さいながらも滝を見ることできます。

小さな滝
小さな滝(その2)

水の流れる音を聞いていると、心が落ち着きますね。

ずっとこの場所にいたい気持ちになりますが、好古園にはまだ残り8つの庭園がある。

後ろ髪を引かれる思いで、「御屋敷の庭」を後にしたのでした。

【自然の景色に癒される】

手つかずの大自然や、好古園のように人が手を入れた美しい自然の景色は、見ているだけで癒されますね。そんな自然の景色を下記記事で紹介します。

竹の庭

竹林
竹の庭

竹の庭では、日本を代表する植物である竹を栽培しています。

そのため、当たり一面は、竹・竹・竹。

竹林の眺め

涼しげな竹林を歩いていると、マイナスイオンを感じることも。

この竹林には、15種類の竹が植えられているという。

植物名板のQRコードをスキャンすれば、それぞれの竹の情報をゲットできますよ。

庭園を囲む漆喰の築地塀と竹林の風景が、まるで水画を思わせる風景を醸し出していました。

竹林の景色

これは、散策していて実に楽しい。

こちらは「竹の庭」の全体図。

「竹の庭」の全体図
「竹の庭」の全体図

見て分かるように中心部にある建物(聞竹亭)を中心に竹林が広がっています。

この聞竹亭の佇まいは、実に情緒がありますよ。

そのため、竹林と聞竹亭が織りなすその光景に、思わず「うん、懐かしいな」とノスタルジーを感じました。

竹林と聞竹亭の景色
竹林と聞竹亭

初めて訪れるのには、なぜか昔から知っている景色。

郷愁を感じますね。

昔話のワンシーンに出てくる景色に出会えるのも旅の醍醐味の一つ。

季節が夏であれば、より美しく青々しさが眩しい竹林が見られるかも。

私が訪れた時期は初秋です。

そのため、園内には数輪の彼岸花が咲いていました。

彼岸花
彼岸花

また、園内をよく見渡すと井戸を発見。

井戸

実際に使われていたのか疑問に感じましたが、周りの風景と良くマッチしているのでノープロブレムです。(笑)

竹林散策を終え、聞竹亭へ足を運び休憩することに。

聞竹亭
聞竹亭

すると、どこから鹿威し(ししおどし)の「コーン!」という音が鳴り響いてきました。

その音に益々風流を感じ、しばらく音に聞き入っていた次第です。

こちらがその鹿威し。

鹿威し
鹿威し(拡大)

やはり日本庭園には、鹿威しは良く似合いますね。

鹿威しの甲高い音をBGMにしながら、日本の美を堪能しましょう。

聞竹亭からの眺め

【竹林が織りなす絶景】

旅の道中で訪れた、竹林が織りなす絶景を下記記事で紹介します。

苗の庭

苗の庭
苗の庭

苗の庭では、江戸時代に栽培されていた植物が植えられています。

個人的には「大賀ハス」が見物かも。

大賀ハス
大賀ハス

説明板によると、約2,000年前の古蓮の実から発芽したものという。

歴史ロマンを感じますね。

歴史ロマンを感じる植物】

好古園の大賀ハスのように、悠久の時を巡り生まれてきた物には、歴史ロマンを感じますね。下記記事では、旅先で出会った歴史ロマンを感じる植物を紹介します。

築山池泉の庭

築山池泉の庭
築山池泉の庭

築山池泉の庭は、モミジやクロマツなどが映える典型的な日本庭園です。

門をくぐると姫路城が見えてくるのが素晴らしい。

姫路城が見える景色
奥に姫路城が見える

池上にせり出した臨泉亭(りんせんてい)には、風情を感じますね。

臨泉亭
臨泉亭

松の庭

松の庭
松の庭

松の庭は、瀬戸内海地方の代表的なアカマツ林をイメージした庭園です。

石畳、苔などにより落ち着いた雰囲気を醸し出しています。

こちらは園内にあった長屋門。

長屋門
長屋門

園内に長屋門を設けることで、品格を高めているという。

この門では、西屋敷跡のジオラマが展示されています。

西屋敷跡のジオラマ

また、姫路市の市花であるサギソウが夏になると花が咲き、目を楽しませてくれるので、お見逃しなく。

流れの平庭

流れの平庭
流れの平庭

流れの平庭では、穏やかに流れる小川が明るい雰囲気を醸し出しています。

春はシダレザクラ、初夏はカキツバタやハナショウブを楽しめるという。

小川には、飛び石で向こう岸へ渡れたりしますので、様々な角度から園内を眺めてみるのは面白いですよ。

夏木の庭

夏木の庭
夏木の庭

夏木の庭は、落葉樹が植樹された庭園で、新緑から紅葉まで季節感を楽しめます。

特に5月上旬に見頃を迎える藤棚が人気。

幻想的な紫色の藤を眺めながら、一句詠むのも良いかも知れません。

茶の庭

茶室「双樹庵」
茶室「双樹庵」

本格的な数寄屋造りの茶室「双樹庵」からは、美しい庭園を楽します。

茶席料500円で、お抹茶と生菓子が楽しめるという。

また、冬の雪景色が神秘的ということで人気スポットに選ばれているとか。

散策に疲れてきたら、休憩に訪れてみては如何でしょうか。

花の庭

花の庭では、江戸時代から親しまれた山野草が楽しめます。

メグスリノキを使って、黒田家伝承の目薬を作り、お家再興のきっかけになった伝承が残っているという。

姫路の黒田家と言えば、戦国ファンならば、黒田官兵衛を思い浮かべてしまう人が多いでしょう。

実は、官兵衛の祖父重隆が目薬を作り、財を成したと言われています。

好古園は時代劇や映画のロケ地でも有名

好古園の景色

好古園の渡り廊下や築地塀、長屋門などは、多くの時代劇に登場しました。

「水戸黄門」「暴れん坊将軍」「大岡越前」など知っている人も多いでしょう。

近年では、大人気映画「るろうに剣心」のロケ地にもなっています。

るろうに剣心では、好古園横の園路で撮影が行われたという。

沢山のドラマや映画のロケ地として使われていますので、時代劇や映画ファンならば、ロケ地巡りに足を運んでみては如何でしょうか。

きっと「あっ、これはあの場面だ!」と思える場所に遭遇するかも。

そんな楽しみ方できるのが、好古園の魅力の一つです。

好古園の基本情報とアクセス

住所兵庫県姫路市本町68
電話番号079-289-4120
営業時間9:00~17:00(入園16:30まで)
休園日年末(12/29、12/30)
入園料大人(18歳以上)310円
小人(小中学・高校生)150円
小学校就学前 無料
※30名以上で団体割引き有り
※姫路城とセットの共通券有り

【アクセス】

  • JR姫路駅から徒歩約20分
  • JR姫路駅からタクシーで約5分
  • 山陽自動車道「山陽姫路西IC」から車で約30分

好古園の駐車場

好古園の周辺には、数多くの有料駐車場がありますので、その中の一部を紹介します。

駐車場名住所駐車台数営業時間料金・備考
姫路城大手門駐車場兵庫県姫路市本町68番地普通車555台
大型バス45台
24時間最初の3時間以内 600円
3時間を超えて1日以内 900円
車高2.6m以上かつ全長5.0m以上の車(大型バス・キャンピングカー等)1日1回2,500円
姫山駐車場兵庫県姫路市本町68番地56普通車246台24時間最初の3時間以内600円
3時間を超えて1日以内900円
大手前公園地下駐車場兵庫県姫路市本町68番地普通車323台
大型バイク48台
7:00~23:00<普通車>
最初の30分200円
30分超1時間以内400円、以後30分毎150円
1日の最高金額1,200円

<大型バイク>
1日1回(入庫から24時間以内)500円

まとめ

好古園

好古園は、季節により様々な表情を見せてくれる美しい日本庭園です。

テーマにより9つの分かれている庭園は、それぞれに見所があります。

私のお勧めは、「御屋敷の庭」と「竹の庭」ですね。

是非、9つの庭園を散策し、あなただけのお気に入りを探してみて下さい。

その庭園で心ゆくまで散策したり、休憩すれば、きっと優しい気持ちになれるはず。

いつもより少し遅い足取りで、ゆっくり園内を見て回りましょう。

【周辺の見所】

好古園の周辺の見所を下記記事で紹介します。

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