世間一般的には、「旅行=楽しい」というイメージがありますね。しかし、人によっては、旅行しても楽しくないと感じる方もいるのも事実です。
実際、旅行先によっては、常に万人向けとはいえず、結構アタリ・ハズレがある。それに、楽しいと感じる人、つまらないと感じる人には、それなりの理由が必ずあるものですよ。
その理由を知れば、心理状態がよく分かるという訳だ。そこから、コミュニケーションを図るキッカケにしてみよう。
本記事では、旅行が「楽しい」「つまらない」と思う人の心理について考察した内容を紹介します。
旅行の魅力とは
旅行へ出かける魅力は、何といっても普段の日常から離れて「非日常」を味わえることだろう。
見たことのない景色や知らない町の雰囲気など、特に何もしなくてもワクワクを味わえる。普段と違った日常を体験できるのが旅行の醍醐味ですね。
特にいつも仕事や家事に追われている人にとっては、良い意味で気分転換となる。仕事が忙しすぎると、精神的にまいってしまう可能性が高く、定期的な気分転換は絶対に必要だ。別に遠くへ赴く必要はなく、近場でも全然かまわない。普段の生活の場から離れるだけでも効果があります。
そんな旅行の魅力を以下にまとめました。
- 非日常を味わえる
- 旅行先の風土や文化を知ることができる
- ご当地グルメを味わえる
- 旅行を通じて観光スポットなどの知識やスキルが手に入る
- 一期一会の出会いがある
旅行の計画を立てる時に、行き先の観光スポットを調べるものですが、現地で自分の目で見てみると、調べたことで分かったつもりになっていても、違った視点で見ることができます。
それに写真で見た景色と自分の目で見た景色では、感じ方が全然違うものですよ。これらのように旅行には、多くの魅力があるため、毎年多くの人たちが国内外を問わず旅行へ出かけています。
旅行は楽しいと感じる人の特徴と心理を考える
先ほど旅行の魅力について触れましたが、「実に楽しそうだ」と感じる方は、いったいどのような特徴があるのか気になりませんか。
そこで、旅行が楽しいと感じる人の特徴を以下にまとめました。
- 好奇心が強い
- ポジティブ思考
- 知識を深めるのが好き
- 現実逃避の欲求が高い
それぞれの特徴と心理について説明します。
【カメラに関する話】
旅行の思い出にカメラ撮影を楽しもう。下記記事では、カメラに関する話を紹介します。
好奇心が強い
旅行が楽しいと感じる人の共通点には、新たな経験に対する好奇心が強い人が多いですね。特に新しい発見に出会える喜びが、大好きな人種ですよ。
ワクワクやドキドキなど刺激的な体験を、いつも心から待ち望んでおり、積極的に行動にうつせます。旅行先の文化や特産物などを実際に触れてみて、様々な体験を通じ、知識や経験を広げていく。
それは特に意識しているのではなく、純粋に子供の頃に感じた気持ちを大切にしているのではないでしょうかね。
【双眼鏡に関する話】
双眼鏡があると旅行中に色々役立つ場面が多いですよ。下記記事では、双眼鏡に関する話を紹介します。
ポジティブ思考
旅行好きな人には、物事をポジティブに考える人が多い。たとえば、旅行中に「トラブルにあった時にどうしようか」といった不安を感じる人も多いだろう。
しかし、旅行が好きな人は、そんな後ろ向きな考えはあまりしないもの。前向きに新しい発見や出会いに目を輝かせますね。また、全く知らない土地や町へ足を運ぶにあたって、柔軟な姿勢を示せます。
そんな人との会話は楽しいですよ。なので、「旅行先のおすすめの観光スポットはどこですか?」「旅行先でどんな体験が面白かった」など相手の旅行経験や知識に関心が高い。
それらを話題にすると、相手とのコミュニケーションを深められます。
知識を深めるのが好き
旅行が楽しいと感じる人は、旅行先の観光スポットや名物などの情報を積極的に調べる傾向があります。そうすることで、その土地の歴史や文化などの知識を深め、実際に足を運んだ際により充実した旅行を楽しめる。
「事前に調べると、新鮮な驚きがないのでは?」と思う人がいると思いますが、確かにそういった一面があるのも事実かな。しかし、それ以上の収穫があるので問題ありません。
実際、現地へ足を運べば、自分が知っている以上のことを知る機会の方が多い。それにせっかく訪れたのに、見どころをスルーしてしまうかも知れない。知らないことが多いと、損をする機会が多くなるものですよ。
現実逃避の欲求が高い
旅行の大きな魅力は「非日常」を味わえることですが、それは裏を返せば逃避的な欲求があるのでしょう。今の生活に何かしらの不満を抱えており、逃げ出したい気持ちを抱えながら生活しているといえる。
特に多いのが仕事関係や人間関係だろう。日々の生活に疲れている方にとっては、旅行は劇的なリフレッシュ効果がある手段ですね。
そういった一面も旅行にはあるので、旅行好きな人に対して「いつも旅行ばかりで、現実逃避しているのでは」なんて言わないように。旅行好きな人は、好奇心が高い人が多く、ある意味純粋です。そんな言葉に傷つくかも知れないですよ。
旅行はつまらないと感じる人の特徴と心理を考える
旅行の様々な魅力に対して、「つまらない」と感じる人も少なくないですね。その理由を一言でいえば「面倒くさい」に集約されているといえます。
誰かと一緒に行く旅行であれば、配慮が必要であったり、旅行の準備も面倒だなと感じてしまう。
そこで、旅行がつまらないと感じる人の特徴を以下にまとめました。
- 旅行にお金をかけたくない
- 時間の無駄と考えている
- どこへ行っても疲れるだけ
- 似たようなものが多いので興味がわかない
それぞれの特徴と心理について説明します。
旅行にお金をかけたくない
旅行へ出かけるには、それなりの旅費が必要です。電車や飛行機、バスなどの交通費や旅行先の宿泊費、観光スポットの入場料や食費などとにかくお金がかかってしまう。
期間にもよりますが、大抵は数万円~数十万ほどかかるものなので、お金に余裕がなければ何度も気軽に行えないのは事実ですね。
家族旅行のように出かける人数が多くなるほど、必要な旅費は跳ね上がります。1人なら自由に決められることも、家族や友人などと旅行へ出かけるならば、そうもいかない。
旅行を終えた後で、急遽お金が必要となり「行かなければよかった」と思うこともあるでしょう。それでも楽しい時間を過ごせていれば、まだ納得できるのですが、そうでなければ物凄く後悔する羽目になる。
このような考えがあるため、おいそれと旅行が楽しいとは思えない心理になります。
時間の無駄と考えている
旅行先を遠くにすると、そこまで向かうのに時間がかかるものですね。その時間が2時間や3時間と長くなれば、旅行先で楽しむ時間も短くなるものだ。
すると、無駄な気持ちになってくる。これならば自宅にいた方が、その移動時間に色々できてしまうと考えてしまいます。特に普段から生活のルーティンが出来上がっている人にとっては、無駄な時間を作りたくないものですよ。
現代人は仕事などで何かと忙しかったりしますので、GW・盆休み・正月休み以外で長期休暇が取りにくいのも事実。休暇の日数が1週間以上あるのならともかく、せっかく旅行へ出かけるのに、移動に時間をかけたくはありません。
どこへ行っても疲れるだけ
先ほど現代人は、GW・盆休み・正月休み以外で長期休暇が取りにくいという話をしました。
つまり、人気の高い観光スポットでは、普段から多くの観光客が訪れますが、GWなどの特定の期間になると、さらに多くの観光客が訪れ大変な賑わいをみせます。
そんな状態の場所へ訪れると、疲れる人も多いでしょう。1人であれば、休日にわざわざ自ら進んで、そんな場所へ行かなくなるものです。
また、丸1日使って旅行へ出かけ、翌日に仕事があると思うと、旅行中も心から楽しめません。なので、旅行はどこへ行っても、翌日はさらに疲れると思い敬遠してしまいます。
似たようなものが多いので興味がわかない
旅行に興味がわかなくなる理由の1つが、どこの観光スポットも似ていると感じるからでしょう。
観光スポットといえば、お城や神社仏閣、遊園地、博物館、動物園などがあり、どこにでもあるような施設が多い。実際は、全く同じ施設などなく、独自の特徴や見どころが多いので、そのことを知っていれば気にならないものです。
しかし、旅行嫌いの人は、そもそも観光スポットについてくわしく調べたりしません。なので、上辺だけで判断してしまうため、どこへ出かけても似たようなものと思い、足を運ばなくなります。
まとめ
本記事では、旅行が「楽しい」「つまらない」と思う人の心理を、考察した内容を紹介しました。
最後にもう一度、そのように感じる人の特徴を以下にまとめます。
- 旅行は楽しいと感じる人の特徴
- 好奇心が強い
- ポジティブ思考
- 知識を深めるのが好き
- 現実逃避の欲求が高い
- 旅行はつまらないと感じる人の特徴
- 旅行にお金をかけたくない
- 時間の無駄と考えている
- どこへ行っても疲れるだけ
- 似たようなものが多いので興味がわかない
今、旅行はつまらないと感じている人でも、何かのキッカケ1つで、その考えが180度変わることも十分にあり得ます。
人生は1度きりなので、どうせなら旅行の魅力に触れ、出来るだけ彩りのある人生としたいものですね。