
独身時代と結婚して家庭を持った後では、大きく生活環境が異なってきます。
独身時代のように、自分の好きな時にロードバイクに乗って、サイクリングへ出かける機会は少なくなるでしょう。
少なくなるだけならまだしも、パートナーの考え方や変化後の生活環境次第では、ロードバイクを引退する羽目に陥るかもしれません。
結婚して家庭を持つと自転車趣味の継続はできないのでしょうか。
本記事では、結婚後でも自転車趣味を継続できる方法についてお伝えします。
家庭を持っても自転車趣味の継続は可能です
結婚して家庭を持ったとしても自転車趣味の継続は可能ですのでご安心して下さい。
ただし、独身時代と比較してそれなりに制限がかかるのは仕方がないことです。
また、あなたの生活環境やパートナーの考えによっては、自転車趣味を諦めるしかなくなるケースがあり、ロードバイクを引退する羽目に陥るでしょう。
家庭を持つと言う事は、新しく築き上げていく家族に対して責任を持たなくてはならなくなり、独身時代のように自分だけの判断による気ままな生活はできません。
個人的には、その辺りが理解できていない人は、結婚には全く向いていないと思います。
そのため、無理に結婚すると不幸になるのではないでしょうか。
結婚後の自転車ライフの変化については以下になりますね。
結婚後の自転車ライフの変化
- 独身時代と比較して自転車へ乗れなくなる
- 自転車の部品やグッズなどを買えるお金が少なくなる
- 子供が産まれたら子供中心の生活になり、ほとんど自転車へ乗れない
- 自転車の保管場所に困る
また、自転車趣味を継続するには、パートナーと良く話し合いましょう。
自分勝手な判断は家庭崩壊へつながります。
各家庭により環境や状況が異なるため一概には言えませんが、以下に挙げる方法により、自転車趣味を継続できる可能性は高いと考えますので是非、実践してみて下さい。
結婚後も自転車趣味を継続する方法
- ルール決めと約束の履行
- パートナーも自転車趣味の仲間にする
- 自転車通勤を行なう
- ナイトライドを楽しむ
家庭を大事にして、自転車ライフを満喫しましょう。
【自転車ライフの漫喫方法】
自転車ライフを漫喫する方法は色々ありますが、下記記事では、自転車の楽しみ方について紹介します。
結婚後の自転車ライフの変化
独身時代と比較して自転車へ乗れなくなる
独身時代は、自分で時間を作ることが比較的容易ですが、結婚するとそうはいきません。
それでも子供が産まれるまでは、まだ自分の時間を作ることは可能でしょう。
しかし、結婚すると自分の用事より家族の用事が優先されるため、明らかに自転車趣味に掛けられる時間は減少してしまいます。
自転車の部品やグッズなどを買えるお金が少なくなる
あなたやパートナーの収入や資産、お金の管理方法などにより一概に断定はできませんが、一般的に夫婦のお金は共有することが多いでしょう。
すると、将来のことを考えて「家を買いたい」「子供が産まれたら育児や教育にお金がかかる」などお金の不安は常に付きまといます。
すると、自転車へ掛けられるお金は明らかに独身時代と比べて減少することは、やむを得ないですね。

パートナーの了解なしに、勝手に数十万円もするフレームやホイールを買おうとするとパートナーと大喧嘩になったりするよ。下手をすると家庭崩壊を招くね。
子供が産まれたら子供中心の生活になり、ほとんど自転車へ乗れない
子供が産まれたら、子供が大きくなるまで自転車趣味は一時中断することになるでしょう。
また、中断することで自転車に掛けてきた情熱を失い、そのまま引退するケースもありえます。
子供中心の生活へ切り替わりますので、育児が忙しくて、自転車に乗っている余裕はありません。
また、家族サービスとして、家族一緒に出かけることも増えてくるため、自分の時間を作るのは困難です。
子供が高校生ぐらいまで育つまでは、本格的な自転車趣味の再開は、絶望的だと思っておいた方が無難でしょう。

子供の成長に伴い、徐々に自分の時間を作れるようになるよ。
自転車の保管場所に困る
結婚後に生活する家の敷地内において、屋外で安全に自転車を保管できる場所を用意できるのならば、特に問題は起こりません。
しかし、そうでないと自転車の保管場所に困ることになるでしょう。
まずは、自転車の室内保管をパートナーが許してくれるかが問題になります。
パートナーが自転車趣味でなければ、外を走る自転車を室内へ入れる感覚が理解されません。
更に、自転車はそれなりの大きさがあるため、室内スペースに余裕がなければ拒絶されてしまいます。
そのため、パートナーの理解を得るためには、多大な労力を払うことになるでしょう。
また、子供が産まれるまでは室内保管ができていたとしても、子供が産まれ、子供が小さい内は室内に自転車があると危ないため、室内保管がNGになったりします。

特にサイクリストは、複数台の自転車を保有していることが多いため、保管スペースを確保できなければ、断腸の思いで自転車は手放してしまうかも。
結婚後も自転車趣味を継続する方法
ルール決めと約束の履行
パートナーの承諾を得ることができれば、自転車趣味は今まで通り継続できます。
しかし、独身時代と比べて制限がされるのは当たり前です。
パートナーへ承諾を得るためには、夫婦間によって関係は異なるため絶対的なことは言えませんが、例えば以下のようなことを約束できれば大丈夫だと思います。
- サイクリングへ出かける日時は、予めパートナーの承諾を得て決める。
- 自転車の部品やグッズなどを購入する時は、パートナーの承諾を得る。
- 家族のことを優先し、家事などは自分から積極的に行う。
- 子供が産まれたら、子供が大きくなるまで自転車趣味は一時中断し、育児に専念する。
パートナーと決めたルールは必ず守りましょう。
話し合って決めたルールを破るのは、夫婦間の信頼関係にヒビが入る原因になります。
子供がまだ小さな内は、育児に追われ、ほぼサイクリングに出かけたりすることは不可能です。
子供の成長に伴い子育てにも慣れてくると、少しづつですが時間に余裕を持てるようになるでしょう。
パートナーが専業主婦(又は専業主夫)か同じ日に休日が取れるのならば、子供をパートナーに任せて、独身時代のように朝から夕方までサイクリングを漫喫できます。
尚、毎回子供をパートナーに任すのではなく、自分から積極的に子供の世話を行ない、パートナーも自分の時間を持てるように努めるのを忘れてはなりません。
大切なのは夫婦間の信頼関係になりますので、約束したことは必ず守りましょう。
パートナーも自転車趣味の仲間にする
元々自転車趣味でなかったパートナーが、誘われて目覚めるケースは意外と多いです。
同じ趣味ならば、理解し合える部分が多くなりますので、趣味の継続がし易くなります。
また、同じ日に休日が取れるならば、一緒にサイクリングへ出かけ、より絆が強まったりしますね。
一見するとこの方法が一番素晴らしいと思われがちですが、現実はそんなに甘くはありません。
どの趣味にも言えることですが、下手に夫婦共々同じ趣味にハマり過ぎてしまうと、散財するケースが高くなります。
そのため、止める相手もいないため、歯止めが効かなくなる可能性があるので注意しましょう。

何事も「足るを知る」ことを忘れないように。
【家族でサイクリングへ出かけよう】
家族でサイクリングへ出かけてみませんか。下記記事では、家族で楽しめるサイクリングスポットを紹介します。
自転車通勤を行なう
会社へ通勤するのに電車や車を利用しているのならば、自転車通勤に変更しませんか。
通勤時間を利用して、平日はほぼ毎日自転車に乗ることになるため、自転車ライフを楽しめます。
会社へ向かうコースは、一つに限定せず何種類も用意したりしていると飽きもきにくいですね。
通勤時間に時間がかかり過ぎて、体力を消耗し、仕事に影響が出ると本末転倒になりますので、長くても1時間以内で走れる距離が良いでしょう。

自転車の平均速度を15km/hで考えれば1時間で15kmは走れるよ。
また、自転車通勤には、以下のようなメリットがあるため検討の余地はありますね。
- 電車やバスなどの公共交通機関のラッシュを避けられる
- ほぼ毎日運動することになり、必然的に運動不足の解消に役立つ
- 通勤コースによっては、毎朝気分良く会社へ向かうことができる
【自転車選びと自転車通勤の注意点】
自転車は目的や用途によって選びましょう。下記記事では、自転車の選び方や夏に通勤する時の注意点を紹介します。
ナイトライドを楽しむ
子供が産まれたばかりは無理ですが、子供の成長に伴い、子供を寝かしつけた後ならば、ナイトライドを楽しむ時間は作れるでしょう。

もちろんパートナーの承諾は必要ですね。
ナイトライドは昼間のライドと異なり、また違った楽しみ方ができます。
特に真夜中は、昼間と比べ車の交通量は少なくなり、走行しやすいのがメリットの一つです。
下記記事では、ナイトライドの楽しみ方について紹介します。
結婚後、ロードバイクを引退してしまう理由とは
結婚後の生活は、個人より家族が優先になります。
特に子供が産まれ、子供が小さい内は、子供中心に生活がまわっていくでしょう。
そのため、パートナーがあなたの自転車趣味を理解してくれていない限り、自転車趣味の継続は絶望的であり、ロードバイクの引退が現実味を帯びますね。
無理に自分の趣味を優先ばかりしていると、夫婦間の信頼関係は地に落ち、家庭崩壊後、離婚に発展する可能性だってあり得ます。
そのため、結婚前に結婚後の趣味の継続方法について、しっかりと確かめておかないと、結婚後に「こんなはずじゃなかった」と大いに後悔することになるでしょう。
家庭を大事にしながら、自転車ライフを楽しもう
独身生活と結婚後の生活は別物です。
独身時代は、自分の生活だけを考えていれば良かったのですが、結婚後は家族の生活が優先になります。
そのため、何事も自分一人で決めるのではなく、パートナーと良く話し合い、家庭を大事にしながら自転車ライフを漫喫しましょう。