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安全重視、ママチャリのサドルの高さを正しく調整しよう

ママチャリのサドルの高さ調整とは

通勤や通学、買い物のお供として日々活躍しているママチャリ。

ペダルを漕いでいると「なんか窮屈だな」と感じたりしませんか。もし、そんな風に感じているならば、それは、あなたにとってサドルの高さがあっていないのです。

購入時からサドルの高さを変えていないのならば、その高さが正しいのか一度疑ってみましょう。

実際に町中でママチャリへ乗っている人を見かけると、サドルの高さがちゃんと合っていない人を良く見かけます。サドルの高さを正しく調整するだけで、快適性は劇的に変わりますね。

本記事では、ママチャリのサドルの高さを正しく調整する方法をお伝えして、快適に運転ができるようになります。

本記事は、以下に該当する人向けです。

  • ママチャリのペダルが漕ぎづらい
  • ママチャリでベストなサドルの高さを知りたい
  • サドルの高さによる影響を知りたい

サドルの高さを調整すれば快適性が向上します

ママチャリ

ママチャリを快適に走らすためには、タイヤの空気圧を調整したり、チェーンへ注油したりして、定期的にメンテナンスをしっかり行なっている人もいますが、意外とサドルの高さを調整しない人が多いです。

子供の時から慣れ親しんでいるママチャリタイプの自転車は、サドルは低くして、両足を地面にペタンと付く高さにする物だと思い込んでいる人も多いはず。

サドルの高さを調整するだけで、快適性はかなり変わってきます。

本記事では、以下の場合の影響についても説明しますので、なぜサドルの高さを調整しなければならないのかが分かって頂けると思います。

  • サドルの高さを低くし過ぎた場合の影響
  • サドルの高さを高くした場合の影響
ママチャリのサドル

ペダルが最もスムーズに漕ぐことができるサドルの高さは、ペダルが一番下にきた時に、膝がやや曲がるくらいの高さです。

尚、通勤・通学、買い物、子供を乗せる場合などで、より安全性を重視する時は、ベストなサドルの高さより、少し低くした方が良いですね。

また、サドルの高さだけでなく、サドルに座る位置にも注目してみましょう。

サドルの高さを調整することで、安全かつ快適に走れるようになります。

サドルの高さを低くし過ぎた場合の影響

沢山のママチャリ

ママチャリのサドルの高さが低すぎると、ペダルを漕ぐ時に前側の太腿(ふともも)に余計な力がかかってしまいます。

その影響で、そこの部分だけ筋肉が発達してしまい、足が太くなったりしますね。

また、ペダルが漕ぎ辛いため、自転車が全然前へ進んでくれません。

サドルの高さを低くし過ぎるメリットは、余りありませんので適切な高さへ調整しましょう。

太腿の筋肉を太くしたい人には、良いトレーニングになると思いますが、そんな人は稀でしょう。

サドルの高さを高くした場合の影響

ママチャリ

元々ママチャリは、スピードを出すのに向いていない自転車です。

それは、車体の重量やフレームの形状など、設計思想からしてロードバイクと違って、スピードを出して快適に走り続けることを想定してはいません。

しかし、サドルの高さを高くすることで、スムーズにペダルを漕げるようになるため、足の力をペダルに伝えやすくなり、比較的スピードを出しやすくなります。

そうすることで、自転車はより安定的に走りやすくなり、より快適性が増すため、短中距離のサイクリングを楽しめますね。

【ロードバイクの楽しみ方】

ママチャリとロードバイクは同じ自転車ですが、全く別の乗り物です。ロードバイクの楽しみ方について下記記事で紹介します。

安全を重視してサドルの高さを調整

自転車

サドルの高さが低い状態では、ペダルをスムーズに漕ぐことができません。

反対にサドルの高さが高すぎると、停車した時に不安定になります。

最も効率良く、ペダルを漕ぐことができるサドルの高さは、「ペダルが一番下にきた時に、膝がやや曲がるくらいの高さ」であることは、先ほどお話しました。

そのため、この高さを基準とします。

サドル

この基準の高さで、ママチャリを快適に乗り続けていけますが、より安全を重視する場合は、この基準の高さからサドルを1~3cmほど下げることで、素早く足が地面に着きやすくなり、いつでも立ち止まれるでしょう。

通勤や通学、買い物などで歩道も利用しながら運転するのならば、安全重視でサドルの高さを調整することをお勧めします。

ママチャリ

ママチャリにチャイルドシートを取り付けて運転する場合は、同乗する子供の想定外の動きを想定する必要がありますね。

そのため、いち早く停車時に足が地面に着くことが重要になってきます。

子供の安全を最優先に考えるためにもサドルの高さは、基準より3~6cmほど下げて、素早く足が地面に着地できるように調整しましょう。

尚、サドルに腰を掛けて「両足の親指の付け根のふくらみが完全に地面について踏ん張れる程度の高さ」が最適です。

【ママチャリでサイクリング】

ママチャリでサイクリングへ出かける場合は、サドルの高さは、ペダルが一番下にきた時に、膝がやや曲がるくらいに調整した方が良いですね。下記記事では、ママチャリでサイクリングや自転車旅に出かけることについてお伝えします。

ママチャリのサドルの高さを調整する方法

シートポスト

ママチャリのサドルの高さを変えるには、特に工具は必要ありません。

サドルの下の方には、こちらのようなレバーが付いていますので、レバーを半時計回りに回して、シートポストを緩めます。

そして、サドルの高さを調整しましょう。

高さが決まったら、シートポストを緩めたレバーを時計回りに回して、しっかりと締めます。

尚、シートポストの下には、MINIMUM(ミニマム)又はMAX(マックス)と表記されたラインがありますので、このラインが見える状態でシートポストを固定してはいけません。

このラインが見えた状態で固定してしまうと、きちんとサドルの固定ができなかったり、例え固定できたとしても、自転車へ乗り続けている内に過度の負荷がかかり、シートポストの破断に繋がったりして大変危険です。

ママチャリのサドルの座る位置に注目

ママチャリ

あなたはママチャリのサドルに座る時、どこの部分に座っていますか。

例えば、サドルの前の方へ座っていると、足の力をスムーズにペダルへ伝えられず、自転車が前へスムーズに進みません。

足の力を効率良くペダルへ伝えるためにはサドルの真ん中から少し後ろ側へお尻を乗せると良いでしょう。

すると、自然にお尻や太腿の裏側、お腹の筋肉を大きく使えるようになります。

サドルに鍵をかけて防犯しよう

ママチャリ

「駐輪場に自転車を止めていたら、サドルが無くなっていた」と言った話を聞いたことがありませんか。

サドルが無くなってしまうと、自転車に乗り続けるのは非常に困難になります。

サドルのみ盗まれる理由がわからない?イタズラかな。

ママチャリのサドルは、先ほどお話したサドルの高さ調整用のレバーを回して、シートポストごと引き抜けば、誰にでも持ち運びができてしまうため、便利な反面、構造的な欠陥とも言えますね。

そこで、サドルとフレーム(又はリアキャリア)を物理的に繋いで盗みにくくします。

ママチャリ本体の施錠は、頑丈さと手軽さが重要になってきますが、サドルは一度施錠して繋いでしまえば、ほとんど開錠することはありません。

そこで、なるべく頑丈で軽い物を選ぶと良いでしょう。

1,000円程度の南京錠やキーチェン、100円ショップのワイヤーロックなどを利用しても十分効果が期待できます。

サドルを持ってママチャリを持ち上げては駄目

電動アシスト付きのママチャリ

ママチャリのサドルは、普通に使っていたら壊れることはほとんどありません。

しかし、取り扱い方を誤れば壊れてしまうケースがあります。

例えば、サドルを直接持ち上げていたりすると、サドルの裏側にある固定用のボルトやナットが壊れやすくなりますね。

ママチャリのサドルは、真上から体重が掛けられることを想定して作られているため、上からの荷重に対しては強いのですが、サドルを持ち上げてママチャリを支えるように設計されていません。

そのため、ママチャリを駐輪する時などで、サドルを直接持ち上げないよう気を付けましょう。

もし、持ち上げる場合は、サドルではなく、サドルの下に付いている金属部分のフレームを持ち上げると良いです。

サドルの高さを正しく調整しよう

ママチャリは、サドルの高さを調整するだけでも快適性が向上します。

もしママチャリの購入時からサドルの高さを変えていないのならば、一度その高さがベストなのか確認してみましょう。

適切な高さに調整したサドルでは、ペダルがスムーズに漕ぎやすく、ママチャリを快適に走らすことができますね。

ママチャリを利用する目的に合わせて、サドルの高さを調整することをお勧めします。

【ママチャリで町中を散策してみよう】

旅先で、レンタサイクルのママチャリに乗りながら、ゆっくりと町中を観光してみませんか。下記記事では、ママチャリを走らせながら観光できるスポットを紹介します。



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この記事を書いた人

年齢:40代。
職業:旅人兼ブロガー。

私にとって自転車旅が一番の楽しみであり、知らない土地、景色、一期一会の出会いなど様々な体験をしました。当ブログでは、自転車旅などを通じて体験した事や訪れた絶景・観光スポットについて紹介します。また、自転車全般に役立つ情報を発信しています。

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