現代では、スマホやパソコンなど様々な電子機器が発達しており、それなくしては生活が成り立たなくなっています。
自転車旅においても、あらゆる電子機器を使いこなして旅を続けている。
たとえば、スマホや地図機能があるサイクルコンピュータなどの電子機器を持たない状態で、旅をする様子を想像してみて下さい。旅自体はできますが不便極まりないでしょう。
それほど現代人は電子機器を頼りにしています。特に野宿が多い旅では、電子機器の電源確保は至上命題の一つと言っても過言ではありません。
本記事では、旅の道中に電源を確保して、電子機器へスムーズに充電できる方法を紹介します。
自転車旅で持っていく電子機器とは
普段から使っている電子機器の中には、自転車旅に持っていきたいものがたくさんあります。
その代表的なものといえば、やはりスマホや携帯電話ではないでしょうか。
スマホや携帯電話は、旅に欠かせない必須アイテムです。これがないと旅の道中で緊急時に連絡ができないため非常に困る。
特にスマホは、これ一つで「通話、地図(ナビ)、カメラ、インターネット、お財布」になっている万能アイテムですね。
普段からスマホを使った生活に慣れていると、いざ使えなくなれば不便極まりないでしょう。
旅のスタイルよっては、自転車旅で持っていく電子機器は様々です。
そこで、一般的によく持っていくものを以下にまとめました。
- スマートフォン(スマホ)、携帯電話
- サイクルコンピュータ
- カメラ
- タブレット、ノートパソコン
- GoProなどの動画撮影機器
これらの中でも地図機能がついているサイクルコンピュータを使って旅をしている人にとっては、いざ使えなくなれば、旅の継続は困難になることも。
カメラ、タブレット、ノートパソコン、 GoProなどの動画撮影機器は、旅の道中で撮影して記録に残したり、ブログを書いたりするならば、なくてはならないアイテムといえます。
これらのアイテムは、人によって必須アイテムになる場合も多いですが、なくても旅自体は続けられる。
自転車旅では荷物は軽いほどよいため、自分にとって本当に必要な物だけ持っていきましょう。
【カメラに関する話】
旅の記憶に残るような写真を撮るために、性能の優れたカメラを使うことが多いです。下記記事では、カメラに関する話を紹介します。
自転車旅の道中で電子機器を充電する方法
市街地では、電源が利用できる商業施設が多いため、電源確保はそれほど難しくありません。
よほど人里離れた山奥や誰もいない海岸線を自転車で走っている時に、電子機器への充電が必要にならなければ何とかなるものです。
連日野宿を行うならば、モバイルバッテリーは必須であり、電子機器へ充電できなければ旅の継続が困難になることも。
野宿をしない場合でも、念のためにモバイルバッテリーを一つ用意しておくと、いざという時に役に立ちますね。
日本国内では、様々な方法で電源の確保ができるため、電子機器の充電に対しては比較的安心して旅を続けていけます。
そこで、旅の道中で電子機器を充電する主な方法を以下にまとめました。
- 宿泊施設で充電する
- モバイルバッテリーを利用する
- 充電可能な商業施設を活用する
- 自家発電を行う
- 旅先で知り合った人にお願いする
それぞれについて説明します。
【方法①】宿泊施設で充電する
旅の道中で、最も電子機器の充電を行う場所と言えば、ホテルや旅館などの宿泊施設と答える人が多いでしょう。
1日の旅の終わりにホテルや旅館でスマホなどの電子機器へ充電を行い、翌日の旅に備えます。
【方法②】モバイルバッテリーを利用する
今では小型で大容量のモバイルバッテリーが安価で販売されており、旅だけでなく日常生活でも使っている人が多いアイテムです。
バッテリーの容量が多くなるにつれて、大きさや重さが違ってきますが、自転車旅では荷物はできるだけ軽くした方が快適に旅を続けていけるので、小型のモバイルバッテリーを持っていくと良いでしょう。
容量が5,000mAhぐらいでしたら重さは150g~250gぐらいに収まるでしょうし、価格は2,000~3,000円とリーズナブル。
私は必要に応じて自転車のハンドルにモバイルバッテリーを取り付けて、サイクルコンピュータへの電源供給や、動画撮影時に取り付けるGoProへの電源供給に利用しています。
【方法③】充電可能な商業施設を活用する
ファーストフードやカフェなどの店舗へ立ち寄り、コンセントを借りて充電しましょう。
気を付けなければいけないのは、勝手にコンセントを使って充電すると盗電に当たり、窃盗罪が適用される可能性がある。なので、充電する場合は必ず店員へ許可を頂いて下さい。
充電可能な主な商業施設を以下にまとめましたので、必要に応じて立ち寄ってみましょう。
- ファーストフード(マクドナルド、モスバーガーなど)
- カフェ(スターバックスなど)
- 喫茶店
- コンビニ
- スーパー
- レストラン
- ネットカフェ
- 道の駅
これらの施設は、日本全国だいたいの町にどれか1つはあるものです。電源をお借りできるかについては店舗次第。
店舗の中には、あらかじめ充電サービスを提供していたりする。そういう店舗は積極的に活用していきたいですね。
【方法④】自家発電を行う
自転車にモバイル用のソーラーパネルを搭載すれば、走りながら充電できます。
天気により充電率は影響を受けますが、人里離れた山奥など商業施設がないところで野宿する時は、たいへん便利ですね。
ただし、旅で毎日のように市街地へ立ち寄ったり、ホテルや旅館に宿泊するならば、ソーラーパネルは荷物になる。なので、活躍する場面が限られます。
その他には、ダイナモ(発電機)を自転車へ装着して、ペダルを漕いで発電が可能ですよ。
ダイナモを付けるとペダルを漕ぐのがいつもより少し重く感じられますが、自家発電を行う一つの手段として有用です。
ロードバイクやクロスバイクに取り付けるならば、ピッタリな商品として、サンコーから「チェーン式自転車USBダイナモチャージャー」が販売されています。
【方法⑤】旅先で知り合った人にお願いする
テレビ東京系列で放送されている出川哲朗さんの「充電させてもらえませんか」と同じように、旅先で知り合った人にコンセントをお借りするのも一つの手段です。
性格にもよりますが、この手段は勇気が必要かな。相手からしたら見も知らずの人から頼まれるため、警戒されるのが当たり前。
それでも困っていれば、勇気を出して「コンセントを貸して下さい」と伝えてみましょう。
【豊かな人生を過そう】
旅の醍醐味の一つは、人との触れ合いがあります。旅の道中に知り合った人に影響を受けて、自分の人生が豊かになることがありますね。下記記事では、どのように人生が豊かになるのかをお伝えします。
まとめ
本記事では、旅の道中に電源を確保して、電子機器へスムーズに充電できる方法を紹介しました。
最後にも一度、紹介した方法を以下にまとめます。
- 宿泊施設で充電する
- モバイルバッテリーを利用する
- 充電可能な商業施設を活用する
- 自家発電を行う
- 旅先で知り合った人にお願いする
電子機器がなくても旅自体は続けられますが、不便極まりないですね。
電子機器のバッテリー切れを起こす前に充電を行い、快適な旅を続けましょう。