ロングライドのイベントへ参加してみると、様々な光景に出くわします。
地元住民から「頑張って!」と声援を送ってもらったり、まるで仮装大会へ出てくるような人が颯爽と自転車で駆け抜けることも。普段お目にかかれない、楽しい経験をする機会が多いですね。
このイベントでは、比較的自由に行動ができるのも魅力の一つ。たとえば、エイドステーションで地元の食を楽しんだり、プチ観光めぐりを行なえる。
本記事では、ロングライドのイベントで良く見かける光景を紹介します。
このイベントの楽しさを知ってもらい、初めて参加する人に雰囲気を知ってもらえれば幸いです。
ロングライドのイベントでよく見かける光景とは
ロングライドのイベントは、主催者が参加者に楽しんでもらおうと安全に配慮しています。
また、地元の有名観光スポットや穴場スポットなど見どころを漫喫できるコース設定をしており、老若男女多くの人が楽しる。さらに、その土地のグルメを堪能したり、地元住民の暖かい声援はとても励みになりますね。
このイベントの特徴は、順位やタイムを競い合う競技ではなく、「完走」を目指すだけです。なので、マイペースで走りやすく、コースの途中で観光スポットへ立ち寄ったり、食事処で食事をしたり比較的自由度が高いのも人気の一つ。
そんなロングライドのイベントへ参加すると、以下に挙げる光景を良く目撃します。
- 信号待ちによる渋滞
- 地元住人の暖かい声援
- 記念撮影や動画撮影に勤しむ
- 観光スポットへ立ち寄り
- まるで仮装大会?
- グルメを堪能しまくる
- エイドステーションのトイレ待ちが長い
- 競技のようなガチ勢
- 協調してゴールを目指す
- トラブルの光景
それぞれについて説明します。
【光景①】信号待ちによる渋滞
公道を走るため時間帯によっては、信号待ちで渋滞になることもあり得ます。
特に町中やその周辺を走る時に、連続して信号待ちでつかまることが多いので、小休止感覚でいれば、それほどイライラしないでしょう。
人によってですが、信号待ちがない道が続くと、他の参加者が走っている中で、自分だけ小休止するタイミングを中々見つけられず、かえって疲れるケースがあります。
イベントによっては、コース全体でほとんど信号待ちが無いこともある。
【万が一に備える】
イベントの参加中にトラブルに見舞われる可能性は、決してゼロではありません。下記記事では、万が一の備えに関する話を紹介します。
【光景②】地元住人の暖かい声援
コース設定によっては、町中やその周辺を走ることがあるため、地元住民の暖かい声援を頂くことが多いのもロングライドの魅力です。
また、イベントによっては、地元住民による和太鼓演奏などがあり、テンションが上がりますね。
イベント開催に関しては、事前に地元住民に告知されていて、町中やその周辺ではイベントの注意事項などが書かれたポスターなどをよく見かけることが多い。
イベントによっては、年を重ねて益々盛況となり、大いに盛り上がりをみせます。
【光景③】記念撮影や動画撮影に勤しむ
普段のサイクリングでも目の前に絶景を目撃すると、自転車を停車して、写真撮影をする機会は多いですね。たとえイベントの参加中でも、普通にそのような光景は良く見られます。
つまり、イベント中だからといって、走りに専念する必要は全くないですよ。せっかく初めての土地や、滅多に訪れることができない土地へ来ているのにも関わらず、記念撮影をしないのは、実にもったいない。
イベントの思い出として、自分が気に入った風景は、積極的に写真に収めましょう。
また、自転車にGoProなどの動画撮影ができる器材を取り付けて、イベントの様子を撮影するのも素晴らしい。後日、撮影した動画を編集して、YouTube配信や思い出動画を残すのも楽しいですね。
【カメラに関する話】
イベント中であっても、高級コンデジであれば、コンパクトで持ち運びが楽で性能もよいですよ。下記記事では、カメラに関する話を紹介します。
【光景④】観光スポットへ立ち寄り
コースの途中やコース周辺には、様々な観光スポットがあることが多いです。
ロングライドのイベントでは、比較的時間が自由に取れますので、気になった観光スポットへ足を運んでみよう。
エイドステーションに到着するまでは、制限時刻が設けられていることが多いので、時間を過ぎると強制的に棄権となる。そのため、観光スポットの滞在時間に注意が必要です。
昔、私はとあるイベントで、エイドステーションで休憩中に見つけた気なる博物館へ立ち寄り観光していたところ、思ったより時間が経過していたことがありました。
博物館から立ち去り、エイドステーションへ戻ると、他の参加者から「後10分ぐらいで回収車が到着する」という話を聞き、慌てて再スタートをした思い出がありますね。
ちなみに、回収車を見かけたら、ほとんど制限時間的にアウトな場合が多いので悪しからず。(絶対に挽回できない訳ではないですよ。)
【光景⑤】まるで仮装大会?
イベントの参加者には、どこぞのヒーローのような恰好をしていたり、仮面をかぶって参加する人たちを見かけることがあります。
そのようなパフォーマンスを見られるのもイベントならではですね。普段お目にかかれないユニークな姿に面白さや珍しさが相まって、良い雰囲気を醸し出します。
【光景⑥】グルメを堪能しまくる
イベントによっては、エイドステーションで出される食事が豪勢であり種類も豊富です。
その土地の名物が出てきたり、おにぎりやパン、麺類、菓子類、果物など提供されたりします。もちろんスポーツドリンクも飲み放題なので、たいへんありがたいですね。
道中、ファミレスなど食事処へ立ち寄ってもよいけれど、基本的にエイドステーションで出される食事だけでボリューム的に十分ですよ。
イベントによっては、食べ物の制限があったりすることも。たとえば、名物は一人一個だったりする。これは仕方がないでしょう。そうしないと、他の参加者が食べられなくなるかも知れません。
特にエイドステーションへ到着するのが遅すぎた場合、既に食べ物がないというのは十分あり得るので、気を付けたいですね。
【光景⑦】エイドステーションのトイレ待ちが長い
エイドステーションでは、多くの参加者が食事をしながら休憩をしています。
参加人数にもよりますが、エイドステーションにあるトイレの数は決まっているため、トイレの待ち時間が長くなる時がありますね。
そのため、早くトイレに行きたいときは非常に焦ります。
それは、トイレに並んでいる他の参加者も同じ気持ちなので我慢して並ぶしかない。そこでアドバイスとして、コース中にはコンビニを見かけることもありますので、必要に応じてコンビニなどでトイレをお借りするのも一つの手段です。
【光景⑧】競技のようなガチ勢
イベントの参加者には、まるでレース競技へ参加しているようなガチ勢もいたりします。
そのような人は、平均速度がすこぶる速い傾向にあり、ゴールまでのタイムを気にしている人が多い。イベントの楽しみ方は人それぞれなので、全然かまわないと思いますが、マイペースで走りたい人は、ガチ勢と一緒に走ると疲れるでしょう。
【光景⑨】協調してゴールを目指す
道中では、自然に自分と同じくらいのペースで走れる人が集まることが多いので、協力し合うこともあります。
数人で隊列を作り、先頭を順番に交代しながら走れば、後ろの人は楽に走れる。これは、ロングライドを完走する秘訣ですよ。
ちなみに、知らぬ間に自分の後ろにつかれ、風よけにされてしまうこともありますが、それは良くあることなので、気にしても仕方がありません。
【光景⑩】トラブルの光景
参加人数が多くなるとトラブルを目撃する機会が多くなります。私の経験で話せば、コース上でパンク修理をしている参加者を良く見かけました。パンクは、自分で修理できるようになっておかなければ、1人でイベントに参加しないほうが無難ですよ。
また、パンク以外にも落とし物も良く耳にします。
その他には、頻度は多くはないですが、交通事故が発生することも。実際、私はとあるイベントへ参加中に、交通事故があった話を聞きました。事故は身近に潜んでいたりしますので、常に安全運転を心掛けましょう。
【パンクリスクの回避】
パンクリスクを回避する1つは、耐パンク性能の優れたタイヤの導入です。下記記事では、パンクの原因や耐パンク性能の高いタイヤを紹介します。
ロングライドの参加者について
ロングライドのイベントでは、老若男女様々なサイクリストが参加します。
一人で参加したり、チームで参加する人がいたりしますね。チームで参加すると人たちは、お揃いのサイクルジャージを着ているので直ぐにわかるでしょう。
また、必ずしもサイクリストのみが参加するとは限らず、家族参加の人たちも見受けられる。
私が今まで参加してきたイベントでは、下は小学生高学年ぐらいから、上は70代の高齢者まで多くの年齢層が参加しており、誰もが楽しそうな印象を受けました。
制限時刻に注意、足きりに気を付けよう
イベントによっては、エイドステーションごとに最終到着時刻が設けられており、決まった時刻までに辿り着いていないと強制的に棄権させられます。
たとえば、最終到着時刻が10:00のエイドステーションでは、10:00を過ぎて到着すると棄権扱いになる。たいていは、余裕を持って最終到着時刻が設定されているので、あまり心配する必要はありません。
しかし、道中に観光へ立ち寄りすぎたり、実力が足りていなかったりすると、足きりに合うこともあるので、必要に応じてトレーニングで走力の向上を図っておきましょう。
まとめ
本記事では、ロングライドのイベントで良く見かける光景を紹介しました。
最期にもう一度、その光景を以下にまとめます。
- 信号待ちによる渋滞
- 地元住人の暖かい声援
- 記念撮影や動画撮影に勤しむ
- 観光スポットへ立ち寄り
- まるで仮装大会?
- グルメを堪能しまくる
- エイドステーションのトイレ待ちが長い
- 競技のようなガチ勢
- 協調してゴールを目指す
- トラブルの光景
自転車の根元の楽しさを味わえるロングライドでは、ゴール後に気持ちの良い疲労感の中、笑顔があふれます。また、ゴールした瞬間は、思わずガッツポーズしてしまうかも。
気に入ったイベントは、リピータとなり、毎年同じイベントへ参加する人も後を絶ちません。それほど、ロングライドのイベントには、魅力があります。