
ロードバイクを趣味にするキッカケは、人それぞれですが、始めるに当たり絶対に必要となるのがロードバイクそのものでしょう。
ママチャリと比べて高価なロードバイクに対して、「買う」か「買わない」かで思い悩む人は、それなりに多いのではないだろうか。
そうなると、ロードバイクについて考えるたびに同じ思考が堂々巡りの状態になり、全然心休まる暇もありません。なので、あまり考えないようにして、平穏を保つようにするものですね。
悩む理由は色々ありますが、主な理由は共通しています。また、ロードバイクをせっかく手に入れても、すぐに乗らなくなる人も少なくないですよ。
本記事では、ロードバイクを購入する際に思い悩む理由と、買って後悔する人の特徴を紹介します。
目次
ロードバイクに興味を持つ理由は様々

ロードバイクに一度も乗ったことがない人ならば、町中や海岸沿いなどを颯爽と駆け抜けるロードバイクを目撃すると、「カッコイイ!」「本当に自転車の速さなのか?」といった感想を持ったりします。
今やロードバイクを通じてスポーツ自転車を楽しむ認識が高まっているので、昔と比べて「自転車 = ママチャリ」と100%考えている人は、もはや少ないでしょう。
また、ロードバイクそのものを知る機会が昔より増えており、興味を持つ人は少なくありません。
たとえば、友人や知人、会社の同僚などからロードバイクの話を聞いて興味を持ったり、ロードバイクを題材にしたアニメや漫画の影響などにより、自分でも始めてみたくなることも。実際、アニメ「弱虫ペダル」を見て乗り始めた人は結構多いですよ。
ロードバイクを趣味として始めるキッカケは色々ありますので、主なキッカケを以下にまとめました。
- ロードバイクの話を聞いて興味を持つ
- 家族・友人・知人・同僚などから誘われる
- クロスバイクの延長
- 通学・通勤のため
- アニメや漫画の影響
- ダイエットや運動不足解消のため
- 節約目的
- 自転車ショップの試乗会で興味を持つ
- サイクルイベントに魅せられる
くわしくは、下記関連記事で紹介します。
ロードバイクの購入に思い悩む理由

ロードバイクに興味を持ち、いざ始めたいと思っていても、悩んでしまい中々そこから先へ進めなかった経験はありませんか。
そもそも悩むのは、現状をよりよくしたいと思うからですね。しかし、現実は甘くなく問題解決が困難なため諦めてしまう人も多いでしょう。
そこで、ロードバイクの購入に対して、主に思い悩む理由を以下にまとめます。
- 費用がかかる
- 長く続けられるか分からない
- 敷居が高く感じる
- メンテナンスが面倒くさい
人によって事情は様々なので、これら以外の悩みを抱えていることもある。けれど、突き詰めていくと、これらの内のどれかに該当すると思います。また、悩んでしまう理由は一つとは限らず、複数ある方が多いのではないでしょうかね。
それでは、それぞれについて説明します。
費用がかかる

ロードバイクの購入に踏み切れない一番多い理由は、費用面の話です。
エントリーモデルでも普通に10万円近くはするので、「自転車1台に10万円もかけて良いのか?」と不安になる人も多い。
それにヘルメットやサイクルグローブ、フロアポンプなどロードバイクを乗り続けるために必要なアイテムの購入も必要ですね。
たとえ8万円のロードバイクを手に入れても、結局それらのアイテムの費用を含めて10万円を越えるというのは普通であり、中々踏ん切りがつかなかったりします。

どのような趣味にも言えますが、夢中になるほどこだわりが増え、出費は増えるもの。金額に見合う価値があることを知れば「高額 = 買わない」とならないだろうな。
なので、まずは試乗やレンタルで実際にロードバイクの走りを体験してみるのがおすすめです。
どうしても費用の捻出が難しいのであれば、ロードバイクに拘らずに、クロスバイクが良いかも。ロードバイクより安く手に入れられるし、走行性能はそれなりに高いですよ。なので、クロスバイクから自転車趣味を始めるのも良いですね。
長く続けられるか分からない

高価なロードバイクを購入して長続きしなかったりすると、人によっては精神的に大ダメージを負うものです。
それがあらかじめ分かっているからこそ、中々踏ん切りがつかず悩んでしまいます。ロードバイクはスポーツなので、当然向き不向きがある。本当に自分に向いているのか不安ですね。
実際に始めてみなければその答えは誰も分からないので、勇気を持って一歩踏み込もう。案外、すんなりと夢中になるのではないだろうか。
というのは、少なくとも最初の頃は興味があって始めたので、感動する機会が多い。しばらく乗り続けて慣れてくると、当初の感動が薄れてくるかな。
特に「熱しやすく冷めやすい性格」の人は、何かと飽きっぽく物事を長続きできない人が多いですね。そこで、ロードバイクが長続きしない原因を以下にまとめました。
- ロードバイクに乗る目的や目標がない
- 同じコースばかりで変わり映えしない
- ロードバイクに乗る前の準備やメンテナンスが面倒くさい
- ロードバイクは思った以上に疲れる
- 時間がもったいなく感じる
くわしくは、下記関連記事で紹介します。
敷居が高く感じる

町中でロードバイクへ乗っている人を初めて見かけると、体のラインが際立つ半そで短パンのサイクルウェアを着て、特徴的なヘルメットを被る姿に衝撃を受けた人も少なくないと思います。
その姿に自転車競技を生業にしていると思う人も多いだろうな。かくゆう私も「あっ、競輪選手だ!」と言われたことがありますね。
そのような姿で自分が自転車に乗るなんて、恥ずかしく思ったり、敷居が高すぎと感じていませんか。また、ホームセンターなどでママチャリしか買ったことがないのであれば、スポーツ専門店のようなお店は高級店のように感じてしまうことも。すると、中々お店へ入りづらかったりします。
ようするに、心理的にハードルを高く感じてしまい悩んでしまう。「案ずるより産むが易し」という諺(ことわざ)があるように、勇気を持って一歩踏み出してみよう。意外にすんなりと、解決するのではないだろうか。
自分から敷居を高めてしまい、ロードバイクの興味をそらすのは、実にもったいないですね。
メンテナンスが面倒くさい

先ほどの悩む理由の一つ「長く続けられるか分からない」でも触れましたが、メンテナンスが面倒くさいと思ってしまい敬遠してしまいます。
インターネットなどにより、ロードバイクに必要なメンテナンスについてすぐに調べられるので、興味があるのだけど自分には無理だと判断していませんか。
たとえば、乗車前のタイヤの空気入れやブレーキの点検などを毎回行なったり、定期的に車体の掃除やチェーン洗浄・注油などを行なうのが煩わしく感じる人もいるでしょう。
さらにタイヤやバーテープなどが消耗すると交換しなければならないし、1~2年に1回はオーバーホールが必要なのが面倒くさいと捉える人もいます。
明かにママチャリと比べて、ロードバイクはやるべきメンテナンスの頻度が多いので、悩む人の気持ちも分かりますね。
ロードバイクに限らず自転車は、メンテナンスの不備で重大事故に発展する可能性があるので、メンテナンスの重要さをよく知ると、真剣にならざる得ません。
なので、自分でやれるところは自分で行ない、難しいメンテナンスは自転車ショップへ依頼してプロに任せるのが一番です。最初の内は、面倒だなと思うかも知れませんが、慣れてくれば次第にそのような意識は薄くなるでしょう。
ロードバイクを買って後悔する人の特徴

ロードバイクは、自転車の中で最も楽に速く遠くまで走れる乗り物です。そのような仕様に特化しているため、自転車競技から始まった自転車というのもうなずけますね。
なので、「速く走りたい」「自転車で遠くへ行きたい」という欲求が希薄な人は、ロードバイクを購入しても後悔することになる。
実際、ロードバイクより楽に速く遠くへ行ける乗り物は、自動車やバイクなどがあるので、そちらを利用する機会が多いだろうな。
単純にママチャリより速く走りたいのであれば、クロスバイクで十分。そもそも街乗りや通勤通学で使うのであれば、ロードバイクより向いています。
もちろんクロスバイクでも遠出ができるので、週末のサイクリングも楽しめる。無理に高価なロードバイクを買う必要がありません。
それにママチャリのように前カゴなどへ荷物をたくさんのせたいと考えているのであれば、ロードバイクはあまり向いていないでしょう。自転車は車種によって、用途が違っているので、一つの自転車で全てをこなすのは無理があります。

また、ひとつの趣味が長く続かない人は向いていないかも。というのは、ロードバイクはのめり込むほどその魅力を感じ取れるからです。
単純に軽快な走りをする自転車が欲しいのであれば、高価なロードバイクを選ぶ必要はないですね。どのような趣味でも長く続けるには、モチベーションを保つ努力も必要なので、それが難しい人は最初からロードバイクは買わない方が損をしません。
せっかく買ったロードバイクが、数ヶ月後に部屋の隅でオブジェになるのはもったいないと思います。
まとめ

本記事では、ロードバイクを購入する際に思い悩む理由と、買って後悔する人の特徴を紹介しました。最後にもう一度、悩む理由を以下に纏めます。
- 費用がかかる
- 長く続けられるか分からない
- 敷居が高く感じる
- メンテナンスが面倒くさい
ロードバイクに限った話ではありませんが、趣味の世界は興味があるほど最初の一歩さえ踏み込めば、すんなりとその世界へ入る可能性が高いです。
そういう意味では勢いが大事になる。単純に「ロードバイクを始めたい!」という欲求に対して、素直に従った方が上手くいくだろう。
ただし、ロードバイクの価格は上を見たらきりがないので、無理のない予算内で楽しんで下さいね。

