
「ロードバイクで颯爽と走りたい」と思い、いざロードバイクを始める決意をすると、色々な疑問を思い浮かべてしまいますね。
例えばロードバイクの選び方を始め、必要な装備品や保管場所など初心者には全く分からない事だらけです。
なので焦らずに一つ一つ覚えていきましょう。
本記事では、ロードバイクを始める前又は始めたばかりの初心者が、始めに覚えておきたい基礎知識をお伝えします。
ロードバイクで広がる自転車ライフ
ロードバイクは、自転車の中で最もスピードが出せる乗り物であり、どこまでも遠くへ行けるような感覚を味わえます。

特にシティーサイクル(ママチャリ)にしか乗ってこなかった人が、初めてロードバイクへ乗ると、余りの違いに感動するでしょう。
それほどロードバイクの走りは、ママチャリと異なり、まるで異次元の違いと言っても過言ではありません。
そんなロードバイクへ乗り続けていると、今までの価値観が変わってきたりして、よりポジティブに人生をエンジョイ出来るようになったりします。
ロードバイクの楽しみ方は、サイクリングを始め、サイクルイベントへ参加したり、数日間の自転車旅へ出かけたり、カスタムを楽しむなど多岐にわたり自転車ライフを漫喫できますね。
初心者がまず始めに覚えておきたい事は、以下の4つです。
初心者が始めに覚えておきたい事
- ロードバイクの楽しみ方
- ロードバイクの選び方及び初期装備品
- ロードバイクの保管場所
- ロードバイクのメンテナンス
これら以外にも覚える事は色々ありますが、まずはこれらの事が分かっていればロードバイクを十分に楽しめます。
ロードバイクへ乗り続けていれば、誰しもが通る「お尻が痛い問題」や「坂道を上るのが辛い問題」がありますので、一つ一つ経験を積み解決していきましょう。
【サイクリングへ出かけよう】
ロードバイクで快適に走れるサイクリングスポットは、日本全国に点在していますね。下記記事では、そんなサイクリングスポットを紹介します。
ロードバイク初心者が始めに覚えておきたい事
ロードバイクの楽しみ方
「ロードバイクの楽しさは何か」と問われたら、私は「根源の楽しさ」だと答えます。
自分の力で知らない土地へ進み、その土地の風景や人々に出会いながら、より速くより遠くへ常に前へ進んで行ける素晴らしさは、人間が持っている一番大元の楽しさではないでしょうか。

以下に主なロードバイクの楽しみ方について挙げますので、自分に最も合った楽しみ方を見つけてみましょう。
ロードバイクの楽しみ方
- ゆったりのんびり「ゆるぽた」ライド
- 長距離への挑戦!ロングライド
- 限界へチャレンジ!ヒルクライム
- 旅情を感じよう、自転車旅に出かける
- 知らない土地へ行こう、輪行による冒険
- ライバルとの対決、サイクルイベントへ挑戦
- サイクルファションを楽しもう
- 楽しみながらダイエットを頑張る
- ロードバイクをカスタマイズしよう
- ナイトライドで昼間とは違った面白さを体験
上記に挙げたように、ロードバイクの楽しみ方は一つだけではありません。
是非、積極的に様々なことへチャレンジしてみて下さい。
ロードバイクへ乗り続けていると、自分の人生がより良い方向へ変わっていけるでしょう。
尚、ロードバイクの楽しみ方の詳細は、下記関連記事で紹介します。
ロードバイクの選び方及び初期装備品
まだロードバイクを購入していない方に対してお話しますが、ロードバイクを選ぶに当たり、ポイントとなるのが以下の4つです。
ロードバイクを選ぶポイント
- 自分の体に合ったサイズで選ぶ
- フレーム素材を選ぶ
- コンポーネント(自転車を構成する部品群)を選ぶ
- タイヤサイズを選ぶ
最終的に予算の範囲内で上記ポイントを考慮して、自分の気に入ったデザインのロードバイクを購入しましょう。
その際、ロードバイクを購入すると同時に必ず購入しておきたい装備品を以下に挙げます。
絶対に必要となる初期装備品
- ライト(フロントライト、リアライト)
- ベル
- ヘルメット
- 鍵
- フロアポンプ(装備品ではないけど、タイヤに空気を入れるのに必要)
特にライトとベルは、道路交通法で義務付けられていますので必須です。
他にも実際にサイクリングを漫喫するためには、ボトルやボトルゲージ、パンク修理セットなど揃えておきたい物が色々ありますが、最低限の装備品は直ぐに揃えておきましょう。
尚、ロードバイクの選び方及び初期装備品の詳細については、下記関連記事で紹介します。
ロードバイクの保管場所
ママチャリを軒先に保管している人を良く見かけますが、高価なロードバイクを軒先へ保管するのはお勧めしません。
軒先へ置いていると盗難に合うリスクが高いため、もし盗難に合ってしまった場合に受ける精神的ダメージはかなり大きいです。
そのため、基本的にロードバイクは室内で保管しましょう。
また、室内に保管するメリットは盗難対策だけでなく、日光の紫外線によるタイヤのダメージを防いだり、雨ざらしによるサビ対策になっています。
どうしても自宅の室内や倉庫に保管できない場合は、自転車専用のカバーで覆い隠すように保管するのも一つの手です。

家族がいる場合は、予め室内へロードバイクを保管することを承諾してもらおう。
ロードバイクのメンテナンス
ママチャリは、ほとんどメンテナンスをしないで乗り続ける人が多いですね。
仮にメンテナンスをするにしてもチェーンの注油ぐらいでしょう。
ロードバイクは、メンテナンスをしないで乗り続けていると、思わぬ故障に繋がり、重大事故へ発展する可能性がありますので、定期的なメンテナンスが必要になります。

フレームの清掃を始め、チェーンの清掃・注油、タイヤの空気圧の調整、ブレーキの効き具合の確認など定期的に点検していきましょう。
また、ロードバイクに使用しているタイヤやチェーンなどの消耗品は、定期的に交換しなければなりません。
もし、ほっておくと、パンクが多発したり、ギアの変速がスムーズにできなくなったりして、快適な走行ができなくなります。
ロードバイクは、スピードを出しやすいため、怪我をした時のダメージは大きいです。
思わぬトラブルが発生しないよう、しっかりメンテナンスを行ないましょう。
お尻が痛くなる場合の対処方法
お尻の痛みは、ロードバイクを始めた誰しもが最初に通る道です。
しばらくすると慣れてくる可能性がありますが、何かしらの原因で常に痛みが伴う場合があります。
そのまま放置しておくと「お尻が痛いのでロードバイクが嫌いになった」なんて悲しい結末が十分ありえますので、以下に挙げる方法で対処しましょう。
お尻が痛い場合の対処方法
- サドルに掛かる荷重を減らす
- サドルのポジションを変えてみる
- レーサーパンツを履く
- サドルを交換する
- サドルカバーを使用する(短時間・短距離の通勤・通学向けです)
- 慣れるまで我慢する
尚、具体的な詳細については下記関連記事をお読み下さい。

各メーカーから沢山のサドルが販売されていますが、人によって骨盤の広さや体重、走りのスタイルが違うため、ベストなサドルは人それぞれです。
必ずしも高価なサドルがベストになる訳ではなく、自分に合ったサドルを探し求めて、旅立つこともありますね。(笑)
ちなみに私も自分に合うベストなサドルと出会うため、長い年月を費やしました。
ロードバイクで坂道を楽に上るコツ
ロードバイクの乗り始めでは、勾配が大きい坂道を上るのがかなり辛いですね。
しかし、経験を積みコツが分かってくると、斜度が10%以上もある激坂以外は、それなりにスイスイ上れたりできるようになります。
すると、上るのが楽しくなって行き、峠や山道の頂上へ到着した時の達成感や充実感は格別な物になりますね。

上り道は、特にペース配分が重要になりますので、最初からガンガン上っていくと、途中でばてるため気を付けましょう。
以下に坂道を楽に上るためのコツ(技術)についてまとめました。
ヒルクライムの技術
- 軽いギアを活用する
- ペース配分を意識する
- ペダルを回しやすい姿勢を保つ
- 引き足を使う
- 上ハンドルを使い頭を下げない
- サドルの前側に座る
- 複式呼吸を使う
- 適度に休むダンシングを取り入れる
上記に挙げた技術の詳細については、下記関連記事で紹介します。
自転車とパーツの寿命について
自転車の寿命は、フレーム素材により決定され、一般的に10年と言われています。
しかし、適切なメンテナンスをしていると10年以上も長く乗り続けていけますね。
また、自転車を構成するタイヤやチェーンなどの消耗部品(パーツ)にも寿命がありますので、いつ交換すべきなのか予め知っておきましょう。
下記関連記事では、自転車や消耗部品の寿命について紹介します。
【番外編】ロードバイクへ乗り続けると自然に体験する事
ロードバイクへの乗り続けていると、誰しもが同じ体験をする所謂「ロードバイクあるある」があります。
例えば「距離感がおかしくなる」「自分より自転車が大事」「軽量化に情熱を注ぐ」などがありますね。
そんなロードバイクあるあるを沢山経験すれば、あなたは立派なサイクリストです。
ロードバイクで自転車ライフを漫喫しよう
ロードバイクは、ママチャリとは全く別物の自転車です。
走りの軽さやスピード感覚が全く違い、乗り続けて行く内にその魅力にドンドンハマっていくでしょう。
そして、経験を積んでいくことで今以上にロードバイクが好きになります。
ロードバイクの楽しみ方は、沢山ありますので、色んなことへチャレンジして見聞を広げてみて下さい。
そうすれば、きっと自分の人生がより輝きます。
ロードバイクを通じて、日々の生活が彩り、自転車ライフを漫喫しましょう。