
現代では電子機器の目覚ましい発展により、自転車旅においても様々な電子機器を使いこなして旅を続けています。
例えば、スマホや地図機能があるサイクルコンピュータなどの電子機器を持たない状態で、自転車旅を行う事を想像してみて下さい。
旅自体はできますが、不便極まりないですね。
それほど現代人は電子機器を頼りにしています。

スマホやサイクルコンピュータの地図アプリにより、走行ルートや現在位置、目的地が直ぐにわかったり、カメラなどで旅の記録を納めたり、電子機器は大活躍しているね。
特に野宿が多い旅では、電子機器の電源確保は至上命題の一つと言っても過言ではありません。
本記事では、旅の最中に電源を確保して、電子機器へスムーズに充電できる方法についてお伝えします。
日本国内では電源確保はそれほど難しくありません
日本国内では、意外と簡単に電源確保ができる事をご存じでしょうか。
日本国内の街中では、電源が利用できる商業施設がそれなりにあるため、電源確保はそれほど難しい事ではありません。

余程、人里離れた山奥や誰もいない海岸線を自転車で走っている時に、電子機器への充電が必要にならない限り何とかなるものです。
連日野宿を行うような自転車旅では、モバイルバッテリーは必須であり、電子機器へ充電できない事で旅の継続が困難になる可能性があります。
野宿をしない場合でも、自転車旅に出かける時は、念のためにモバイルバッテリーを一つ用意しておくと、いざという時に役に立ちますね。
旅の最中に電源を確保する方法について以下に述べます。
- 宿泊施設
- モバイルバッテリー
- 充電可能な商業施設
- 自家発電
- 旅先で知り合った人にお願いする
日本国内では、様々な方法で電源の確保ができるため、電子機器の充電に対しては比較的安心して旅を続けていけます。
充電が必要な電子機器
自転車旅で持っていく電子機器は、人によって異なるため一般的に持っていく電子機器について紹介します。
- スマートフォン(スマホ)、携帯電話
- 地図機能がある充電式のサイクルコンピュータ
- カメラ
- タブレット
- ノートパソコン
- GoProなどの動画撮影機器
スマホ又は携帯電話は、旅に欠かせない必須アイテムであり、これがないと旅の道中で緊急時に連絡ができないなど非常に困る時があります。
特にスマホに関しては、これ一つで「通話、地図(ナビ)、カメラ、インターネット、お財布」になっている万能アイテムです。

普段スマホを使った生活に慣れていると、いざ使えなくなれば不便極まりないね。
地図機能がついているサイクルコンピュータを使って旅をしている人にとっては、使えなくなると旅を続けるのが困難になります。(旅の継続は不可能ではありません)

私が使っているサイクルコンピュータは、ガーミンEdge830で地図機能を活用しています。昔は地図なしで旅を続けていたので、なくても何とかなりますね。
カメラ、タブレット、ノートパソコン、 GoProなどの動画撮影機器については、旅の道中を撮影して記録に残したり、旅の道中にブログを書いたりいろいろと便利なアイテムですが、絶対に必要ではありません。
自転車旅では荷物は軽いほどよいため、自分にとって本当に必要な物だけ持っていきましょう。
電源の確保手段
宿泊施設

旅の最中で、最も電子機器の充電を行う場所と言えば、宿泊施設と答える人が多いでしょう。
1日の旅の終わりに宿泊施設でスマホなどの電子機器へ充電を行い、翌日の旅に備えます。
モバイルバッテリー
今では小型で大容量のモバイルバッテリーが安価で販売されており、旅の最中だけでなく日常でも使っている人が多いアイテムです。
バッテリーの容量が多くなるにつれて、大きさや重さが違ってきますが、自転車旅では荷物はできるだけ軽くした方が快適に旅を続けていけるので、小型のモバイルバッテリーを持っていくと良いでしょう。

容量が5,000mAhぐらいでしたら重さは150g~250gぐらいに収まるでしょうし、価格は2,000円~3,000円とリーズナブルです。

私が使っているモバイルバッテリーは、Ankerの「PowerCore 5000」です。
重量150g、容量5,000mAhの優れものですね。
私は必要に応じて自転車のハンドルにモバイルバッテリーを取り付けて、サイクルコンピュータへの電源供給や、動画撮影時に取り付けるGoProへの電源供給に利用しています。
充電可能な商業施設
ファーストフードやカフェなどの店舗へ立ち寄り、コンセントを借りて充電しましょう。
気を付けなければいけない事は、勝手にコンセントを使って充電すると盗電に当たり、窃盗罪が適用される可能性があるため、充電する場合は必ず店員へ許可を頂いて下さい。
充電可能な商業施設としては、以下に述べますので必要に応じて立ち寄ってみましょう。
- ファーストフード(マクドナルド、モスバーガーなど)
- カフェ(スターバックスなど)
- 喫茶店
- コンビニ
- スーパー
- レストラン
- ネットカフェ
- 道の駅
これらの施設は、日本全国だいたいの街にどれか1つはある物です。
電源をお借りできるかについては、店舗次第になるため店員へ確認しましょう。
店舗の中にはあらかじめ充電サービスを供えているところがあり、そういう店舗は積極的に活用していきたいですね。
【道の駅あれこれ】
自転車旅では道の駅を良く利用しますので、下記記事で私が旅の道中に訪れた道の駅を紹介します。
自家発電
自転車にモバイル用のソーラーパネルを搭載して、走りながら充電します。
天気により充電率は影響を受けますが、人里離れた山奥など商業施設がないところを自転車で走り続けて野宿する時は、たいへん心強い味方になってくれます。
旅で毎日のように市街地へ立ち寄ったり、宿泊施設で泊まる場合は、ソーラーパネルは荷物になるだけで余り活躍の場がありません。

例えば、モバイル用のソーラーパネルには、Ankerの「PowerPort Solar」がありますね。
その他には、ペダルを漕いで発電する方法があり、ダイナモ(発電機)を自転車へ装着する必要があります。
ダイナモを付けるとペダルを漕ぐのがいつもより少し重く感じられますが、自家発電を行う一つの手段として有用です。
ロードバイクやクロスバイクに取り付ける場合は、ピッタリな商品として、サンコーから「チェーン式自転車USBダイナモチャージャー」が販売されていますね。
旅先で知り合った人にお願いする
テレビ東京系列で放送されている出川哲朗さんの「充電させてもらえませんか」と同じように、旅先で知り合った人にコンセントをお借りするのも一つの手段です。
性格にもよりますが、この手段は勇気が必要ですね。
相手からしたら見も知らずの人から頼まれるため、警戒されて当然です。
それでも困っていれば、勇気を出して「コンセントを貸して下さい」と伝えてみましょう。

ご厚意でコンセントを借りるのですから、素直にお礼を言いましょう。
【豊かな人生を過そう】
旅の醍醐味の一つは、人との触れ合いがあります。旅の道中に知り合った人に影響を受けて、自分の人生が豊かになることがありますね。下記記事では、どのように人生が豊かになるのかをお伝えします。
日本国内では充電がし易いです
日本国内では、市街地ならば様々な方法で電源の確保ができるため、電子機器への充電が用意です。
また、旅のお供にモバイルバッテリーを1つ用意していると、いざと言う時に役に立ちます。
電子機器がなくても旅自体は続けられますが、現代では様々な電子機器を駆使して旅をする事が当たり前になっていますね。
電子機器のバッテリー切れを起こす前に充電を行い、快適に旅を続けましょう。