あなたは、鳴門の渦潮をご存じでしょうか。
名前くらいは聞いた事がある人も多いでしょう。
鳴門の渦潮は、世界三大潮流の一つに数えられており、四国と淡路島を隔てる鳴門海峡で見ることができる大自然が生み出した神秘の光景です。
また、鳴門海峡には大鳴門橋が架けられており、四国と淡路島のアクセスに大活躍していますね。
今回の旅では、鳴門公園の施設や展望台、大鳴門橋に焦点を当てながら、鳴門の渦潮を含む様々な観光スポットを巡る様子を紹介します。
徳島県鳴門市を巡る旅、鳴門の渦潮と大鳴門橋の光景
鳴門の渦潮を見に行こう
旅のスタートは、前日に宿泊した「ビジネスホテル 宿屋ひわさ」から始まります。
宿屋ひわさは、漫画喫茶を併設した格安ホテルであり、宿泊者は無料で漫画が読めるため、昨夜は夜更かしをしてしまいました。(笑)
漫画好きの人にとっては、旅の拠点として持って来いですね。
早速、鳴門市へ向けて出発します。
本日は良い天気であり、まさに絶好の旅日和。自転車のペダルを漕ぐ足取りも軽やかです。
徳島市に流れる清流 吉野川にはたくさんの橋が架かっており、場所によっては沈下橋も架かっていますね。
吉野川橋を渡りながら、吉野川を眺めて見ましょう。
目の前の雄大な川の景色に、気分が高揚してきました(笑)
しばらく進んでいると、鳴門市へ到着です。更に北上して鳴門海峡を目指しましょう。
しばらく走っていると、橋の上から競艇場が見てきました。
競艇場の様子を少し見ていきましょう。
遠くからなので、モーターボートの迫力は全く伝わってこないのですが、選手たちの熱い戦いを目撃できるスポットですね。
余り長い居すると、交通の邪魔になるため、先へ急ぎます。
海岸線に到着すると、遠くには大鳴門橋の全景が見えてきました。
鳴門の渦潮が見れる鳴門公園方面まで行くと、間近で迫力ある大鳴門橋が見れますが、全景を見たい場合は、少し離れたところから見るしかないですね。
道端にはヤシの木が立ち並び、南国の雰囲気を味わえます。
こちらの写真は、鳴門海峡へ向かう途中で通りかかった大塚国際美術館です。
今回の旅では、大塚国際美術館へ立ち寄らないのですが、この美術館は日本に居ながら世界中の名画約1,000余りを堪能できるスポットとして人気が高いですね。
西洋名画が好きな人にとっては堪らないスポットではないでしょうか。
鳴門海峡を眺めることができる鳴門公園方面へ向かう分かれ道に差し掛かり、進路を東へ変更しました。
【鳴門市の観光スポットを紹介】
鳴門市には、鳴門の渦潮以外にも魅力的な観光スポットがたくさんありますので、下記記事で紹介します。
うずしお汽船でクルージング、間近で見る鳴門の渦潮
鳴門公園へ向かう前に、まずはクルーズ船に乗って鳴門の渦潮を間近で見てみましょう。
入船券を購入して、クルーズ船乗り場へ向かいます。
私がクルーズ船乗り場へ到着すると、丁度出航間際だったみたいで、少し慌てて乗り込みました。
クルーズ船は、私が思った以上の速さで大鳴門橋を目指して海上を進みます。(何ノット出ていたかはわからないです。)
目の前には大鳴門橋。先ほど遠くで全景を見ていましたが、こんな間近で見るとスゴイは迫力です。
この橋の周辺でクルーズ船はスピードを落としましたので、渦潮ウォッチングを始めました。
しばらくして、遂に見事な渦潮を発見。
少し小ぶりですが、鳴門の渦潮を直接見れて満足しました。
クルーズ船による渦潮ウォッチングの光景については、下記記事で紹介します。
千畳敷展望台から眺める鳴門海峡の景色
鳴門の渦潮を目撃して、クルーズ船は再びもといた場所へ戻ってきましたので、自転車旅を再開しましょう。
鳴門公園へ向けて若干の勾配はありますが、ロードバイクならば対した事はありません。
しばらく進むと、鳴門公園の千畳敷へ到着。
周辺には、食事何処や土産屋が連なっていました。
千畳敷展望台からは、鳴門海峡の絶景が広がり大興奮!
四国と淡路島を隔てる鳴門海峡をむすぶ、白い大鳴門橋が青い空と海に良く映えます。
記念撮影に持って来いのスポットですね。
千畳敷展望台から鳴門の渦潮も見えるそうですが、時間帯が合っていなく残念ながら見えませんでした。
先ほど、クルーズ船の船上で見れたので良しとしましょう。
それにしても、間近で見る大鳴門橋は迫力がありお勧めしますので、鳴門公園へ訪れた場合は千畳敷展望台へ立ち寄るのをお忘れなく。
【海の絶景を紹介】
鳴門海峡のような海の絶景は、何度訪れても良い物ですね。下記記事では、海の絶景を見れるスポットについて紹介します。
孫崎灯台からの眺め
千畳敷展望台の近くには、孫崎灯台がありますので向かってみましょう。
孫崎灯台へ向かう道にあった鳴門公園の案内図です。
この案内図によると、至るどころに展望台が点在していることがわかりました。
孫崎灯台の前にも展望台が設置されており、先ほど訪れた千畳敷展望台とは違った角度で大鳴門橋を眺めることができますね。
ベイリゾートホテル鳴門海月の奥には、孫崎灯台へ向かう道が続いており、約30mぐらい歩くと突然道が開けます。
孫崎灯台へ到着です。
灯台の白い姿が青空の下、良く映えます。
灯台前の展望台からは、大鳴門橋がバッチリと見えて来たかいがありました。
千畳敷展望台から眺めるとはまた違った見え方がしますので、合わせて訪れることをお勧めします。
尚、ベイリゾートホテル鳴門海月から孫崎灯台へ向かう道は、少し分かりずらいですね。
このホテルの奥にある駐車場から細い道が出ていますので、その道を徒歩で進んで下さい。
大鳴門橋の遊歩道を歩いて渦潮を眺めよう
先ほどクルーズ船で鳴門の渦潮を見に行きましたが、船に弱い人でも近くで渦潮を見れるスポットがあります。
それが「渦の道」と呼ばれる遊歩道です。
この遊歩道は、大鳴門橋に整備されており、有料ですが誰もが渡ることができます。
尚、この遊歩道は淡路島まで続いていません。
海上45mの上にある遊歩道の周辺は金網で覆われており、海風が吹き抜けます。
風が強い日は夏でも寒いので、上に羽織る物があると良いですね。
奥にある展望広場までは、一本道となっており、ところどころにガラス張りの床から海面を眺めることができるようになっていました。
展望広場へ到着すると、更に多くのガラス張りの床がありますので、たくさんの人がいても一斉に海面を覗けます。
私が訪れた時間帯は残念ながら、渦潮が発生していませんでしたが、遊歩道を歩くことができたのは旅の良い思い出です。
尚、この遊歩道「渦の道」と先ほど紹介した「千畳敷展望台」の見所については、下記記事で詳しく紹介します。
鳴門山展望台からの光景
先ほど訪れた「渦の道」の入場券を買う時に、大鳴門橋架橋記念館エディの入館料を含めた共用券を購入しましたので、渦の道の後にエディへ向かいました。
このエディへ向かう途中で見つけたのが鳴門山展望台へ向かう入口です。
見つけてしまったら行くしかありません。(笑)
150mほど階段を上った先には展望台があり、ここからでも鳴門海峡の絶景を見渡せます。
鳴門海峡には、この白く長大な大鳴門橋が良く似合いますね。
この展望台にあった説明板によると、鳴門海峡はタカの渡りに適した条件を備えているようで良く見られるようです。
しばらく待っていましたが残念ながらタカを見つけることはできませんでした。(笑)
こちらの写真は、たくさんのタカが大空を舞うタカ柱です。
これは是非直接自分の目で見てみたいですね。
それにしても、コウノトリやツルにも出会えるとは面白いスポットです。
大鳴門橋架橋記念館エディで遊ぶ
大鳴門橋架橋記念館エディへでは、是非お勧めしたいアトラクションがあります。
それは、こちらの写真の「Play the Eddy!」です。
ここではハイテクの渦潮を使った遊びを堪能できます。
室内へ入ると、まるで青い海中を思わせる異空間が広がっていました。
この部屋ではビックリ仰天の演出があり、子供も大人も楽しめますね。
この 「Play the Eddy!」を含め、エディの楽しみ方については、下記記事で紹介します。
鳴門山山頂からの鳴門海峡の絶景
標高約100mの鳴門山山頂から鳴門海峡を見てみましょう。
この山頂には、先ほど訪れた大鳴門橋架橋記念館エディの屋上から見えた展望台があります。
そのためには、エスカヒル鳴門の元東洋一のエスカレーターに乗って鳴門山山頂へ向かいました。
このエスカレーターは、全長68m、高低差34mも誇り、約3分ほどで鳴門山山頂にある展望台へ到着します。
展望台からは鳴門海峡の絶景が広がり、たいへん満足しました。
この周辺の展望台の中では、一番高いところに位置しており、360度のパノラマ絶景を是非堪能して下さい。
絶対に訪れよう、四方見展望台からの景色に大興奮
四方見展望台からの光景
鳴門公園から少し離れたところにある四方見展望台は、是非立ち寄って欲しい絶景スポットです。
鳴門公園の帰路で、県道11号線から県道183号線へ進んで下さい。
道中、「うずしお観潮船のりば」の看板がありますが、そちらへ向かわず山の方へ上ります。
鳴門スカイラインを上って行きましょう。
所々きつい勾配がありますが、軽いギアでゆっくりと上れば大丈夫です。
堀越海峡を跨る橋を渡り、まだまだ上って行きます。
この橋から約2kmぐらい進んだところに「四方見展望台」の駐車場がありました。
鳴門スカイラインでは、いくつかのパーキングエリアが整備されており、その中で最も標高が高い所にあるのが四方見展望台です。
こちらの写真は展望台から見える景色です。ウチノ海のほぼ全景を見渡せる絶景スポットになっています。
ウチノ海には小さな筏がたくさん浮かんでおり、筏釣りを楽しむことができますね。
ウチノ海の筏は、約140個ほど点在しており、真珠養殖が盛んだった頃に養殖用筏に釣り人を乗せたのが始まりだそうです。
尚、駐車場の敷地内にはトイレも完備されていました。
実はベンチが設置されている展望台より見晴らしが良い場所があります。
それは、展望台から少し西側へ離れたところにある橋の周辺からの眺めが一番のビュースポットですね。 前を遮る物がなく、抜群に見晴らしが良いので、こちらからも眼下を眺めてみましょう。
橋の周辺には駐車場はないため、車で訪れた場合は、展望台から歩くしかありませんが、自転車の場合は橋の手前で停止すれば良いだけなので、関係ありません。
こちらの写真がその橋周辺から眺めたウチノ海。まさしくビューティフルです。
カメラをズームして筏を拡大してみると、釣り人がいました。なぜか嬉しいですね。(笑)
【サイクリストの管理人からの一言】
四方見展望台を訪ねるのは、がっつり坂道を上らないといけません。坂道を楽に上るにはコツがあることをご存じでしょうか。また、電動アシスト付き自転車ならば楽に坂道を上れますね。下記記事では、自転車の運転技術や電動アシスト付き自転車についてお伝えします。
四方見展望台の休憩スポット
四方見展望台の隣りには、喫茶店兼洋菓子店の「フレンチモンスター 瀬戸内フードアート」があります。
絶景を堪能した後は、喫茶店で休憩を入れるのも良いですね。
フレンチモンスター 瀬戸内フードアート
- 住所 徳島県鳴門市瀬戸町中島田東山9
- 電話番号 0886-61-5566
- 営業時間
- 平日10:00~12:00、13:00~17:00
- 土日祝10:00~12:00、12:30~17:00
- 定休日 火曜日
まとめ
徳島県鳴門市の鳴門公園から鳴門海峡の絶景を堪能できます。
また、鳴門公園の周辺には、鳴門の渦潮を見学できるスポットが点在しているので、是非訪ねてみて下さい。
また、鳴門公園から少し離れていますが、四方見展望台から眺める絶景はお勧めです。
大自然が生み出した鳴門の渦潮は一見の価値がありますので、鳴門市へ訪れる機会があれば、是非観光しては如何でしょうか。