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自転車旅ではフェンダー(ドロヨケ)が必要不可欠

自転車旅ではフェンダー(ドロヨケ)が必要不可欠

ママチャリには、標準装備として装着されているフェンダー(ドロヨケ)。

しかし、ロードバイクやクロスバイクなどのスポーツ系自転車では、フェンダーを付けている人をあまり見かけません。そうすると「フェンダーは、いらないんじゃないの?」と思ってしまうかも。

確かに晴れた日にサイクリングするならば、絶対に必要ではないかも知れませんが、自転車旅を何日も続けていくためには、必要不可欠な装備であり、とても重宝します。

「そんなの嘘だー」と思っている方、本記事を読み進めて下さいね。フェンダーの素晴らしさに、きっと驚きますよ。

本記事では、自転車旅で重宝するフェンダーについて、なぜ必要なのか説明します。

本記事は、以下に該当する人向けです。

  • 自転車で何日も旅を続けている
  • なぜ自転車旅では、フェンダーが重宝するのか知りたい
  • これから自転車旅を始めようと考えている

ロードバイクにフェンダーを付けない理由

ロードバイク

ロードバイクなどのスポーツ系自転車では、一般的にフェンダーを装着しません。理由は色々考えられますが、簡潔に言えば「必要ない」からです。

スポーツで扱う機材として考えると、余計な装備品は壊れる危険もあるし、重量も重くなり、ハッキリ言って邪魔な存在ですね。

輪行するならば、フェンダーの構造にもよりますが、毎回フェンダーの脱着は作業の手間になり、敬遠する人も多い。そういう私も、ほぼフルフェンダーを付けたロードバイクで輪行する時は、毎回フェンダーを脱着していました。

この作業が実に面倒くさいので、いつしか大き目の横型の輪行袋で、フェンダーを装着したままロードバイクを入れるようになった次第です。

また、多少の水はねや泥はねを気にしない人にとってもフェンダーの恩恵は、あまり実感できません。

【輪行に関する話】

輪行を覚えれば自転車旅の世界が広がりますね。下記記事では、そんな輪行に関する話を紹介します。

自転車旅で重宝するフェンダーの理由はメリットにあり

旅する自転車

フェンダーの機能は、一言でいうと「水や泥が飛ばないよう防ぐ」です。

「なんだ、それだけなのか」と思っているあなた。フェンダーの実力をなめてはいけません。意外にこの水や泥の飛び跳ねを防ぐ機能は、旅を続けていくのに精神的な安心感を与えます。

もし水が溜まっているところを走る時、フェンダーがないと自分に水がかかりますね。この水が綺麗ならば、まだ良いのですが、道路に溜まった水は大抵泥水であり、そんな泥水を被るとテンションが下がりっぱなしになってしまう。

すると、旅を続けて行く意欲が失われるかも知れないですよ。

フルフェンダー
フルフェンダー

自転車旅では、必ずしも天気が良い日だけで走る訳ではなく、時には雨の中を走らざる得ない場合もある。なので、フェンダーは必須と言って良いでしょう。

そこで、主なフェンダーのメリットを以下にまとめました。

  • 後輪や前輪が巻き上げた水を防ぐ
  • 荷物が水に濡れるのを防ぐ
  • 自転車が水に濡れるのを防ぐ
  • 大型のサドルバッグがタイヤと擦るのを防ぐ

これらのメリットの内、「大型のサドルバッグがタイヤと擦るのを防ぐ」は他のメリットと比べ異色といえますね。けれど、個人的にはこの効果がかなり役立ち、晴れた日でもフェンダーを手放せない装備に昇格させました。(くわしくは後述します。)

普段のサイクリングは、天気の悪い日には行わないのが一般的なので、フェンダーは特に必要としません。なので、最終的には自転車を使う用途によって有無が決まるでしょう。

後輪や前輪が巻き上げた水を防ぐ

雨天

フェンダーを付けていない自転車で、雨の日に走ったことがある方ならば、誰もが経験したはずです。後輪のタイヤが水を巻き上げて、ずぶ濡れになった苦い記憶を。

サドルの裏からお尻に水がかかり、ズボンやパンツがずぶ濡れになると、思わず愚痴ってしまいたくなる。さらに、かかった水がとても汚く、とても不快なのでテンションも下がりっぱなしになります。

また、前輪のタイヤが巻き上げた水は、基本的にダウンチューブの裏に当たるので、水の量によっては防いでくれる。しかし、ダウンチューブの裏に当たった水が更に飛び散り、足や靴が濡れることもあるので注意が必要だ。

大きくカーブすると、タイヤの角度が変わり、巻き上げた水がダウンチューブの裏に当たらなくなると、直接顔にかかることも有り得ます。そんな経験は、出来れば一度たりともしたくはないですね。

雨雲

私の自転車旅のスタイルでは、大雨の日は基本走らなくて、旅の途中で天気が悪くなり、大雨が降った場合は、雨が止むまで雨宿りします。(昔はカッパを着て雨の中でもガンガン走っていました。)

小雨程度ならば、そのまま走りますがスピードをあまり出しません。そのため、後輪側にはフェンダーを装着して、前輪側にはフェンダーを装着しなくても、今まで水はねによる被害を受けたことがほぼないですね。

この方法は、自転車の運転の仕方にも関わってくるので、おすすめはしません。やはり前輪・後輪共にフェンダーを付けた方が無難であり、安心感があります。

【自転車旅で自己成長しよう】

自転車で一人旅を続けていると、自己成長が図れたりしますね。下記記事では、自転車一人旅に関する話を紹介します。

荷物が水に濡れるのを防ぐ

自転車旅の風景

自転車旅では、自転車に荷台を付けて荷物を載せて旅を続けたりします。

フェンダーがない状態で、水が溜まった所を走ると、タイヤが巻き上げた水が、荷台に取り付けたパニアバッグにかかることも。すると、中まで染みて荷物が濡れてしまうことがあるのです。

これは、非防水のパニアバッグを使っている時に起こる悲劇ですが、「完全防水のパニアバッグを使ってるから平気だよ」と思っていても油断しないように。防水のパニアバッグを使っていれば、中に入った荷物は大丈夫ですが、バッグ自体が汚れてしまいます。

そうなると、バッグを水道水で洗わないと気持ち悪いですね。特にキャンプをするならば、汚れたバッグをテントの中に入れるのは、テントが汚れるし、汚れたバッグを見ているだけでもゲンナリします。

自転車旅で使う防水性のパニアバッグは、オルトリーブ製を使う人が多いね。

自転車が水に濡れるのを防ぐ

雨の日

自転車は様々な部品で構成されており、その部品の中には、水に濡れると劣化するものもある。フェンダーを装着していれば、水の飛び散りを防ぎ、自転車を守ることにつながります。

特にクロモリフレームなど鉄製の部品を使っていると、水に濡れることは、錆びる原因になりかねません。さらに、チェーンのオイルが切れたり、グリスが流れたりするので、スムーズに自転車の操作が出来なくなることも。そのため、出来るだけ自転車は水に濡らさないのが賢明ですよ。

雨の日に自転車で走った後は、砂や泥を水道水で綺麗に流して、水を拭き取り、乾燥させるのが基本的な手順となります。

テンションが下がった状態で、雨の中を走った後にお手入れするのは億劫ですが、これを怠ると、故障や錆の原因になり涙目に。そんなことにならないためにも、しっかりお手入れして乾燥させよう。

【自転車の寿命に関する話】

自転車は、雨水に濡れた状態で放置していると、寿命を縮めてしまう原因になりかねません。下記記事では、自転車を構成するパーツ(部品)の寿命について紹介します。

大型のサドルバッグがタイヤと擦るのを防ぐ

大型のサドルバックを装着したロードバイク

サドルの下に大型のサドルバッグを取り付けて走っていると、バックの底がタイヤと擦れて、バッグが破けてしまった経験がありませんか。

実は、これを防ぐためにフェンダーが役立ちます。フェンダー本来の使い方ではありませんが、バッグがフェンダーにぶつかることで、直接タイヤに当たらなくなり、バッグが破損しなくなる。効果抜群ですよ。

サドルバックとフェンダー

こちらのロードバイクの写真では、大型のサドルバッグとフェンダーを付けていますが、フェンダーを外して走っていても普段はタイヤにバッグが接触しません。

しかし、アップダウンの激しい道を走っていると、バッグが上下に動き、時々タイヤに接触することがありました。始めこの現象に気が付かなくて、「時々シューて音がするけど、何だろう?」と疑問に感じ、色々調べていく内に気が付いたのです。

残念ながら、バッグの底がほんの少しだけ破けてしまいましたが、中までは貫通しなかったため大事にならず安堵しました。

このような経験を経て、私にとってフェンダーは、自転車旅で絶対に必要となった訳です。

雨の日に走らない場合はフェンダーは不要なのか

ランドナー

フェンダーが最も役に立つときは、雨が降っている日ですね。しかし、雨天以外でも役に立つ場面があります。たとえば、水溜りが広がっている路面や濡れた路面が続いている道を自転車で走る際に、水の飛び散りを防いでくれる。

長い月日を自転車で旅を続けていれば、いつ雨が降るのか分かりませんし、濡れた路面を走らざる得ない場合もあるのです。

そのため、自転車旅では、基本的にフェンダーを常時付けておいた方が精神的に安心できます。

どんなフェンダーが効果的なのか

ママチャリ

フェンダーにも様々な種類がありますが、最も効果を発揮するのは、ママチャリに付けているようなフルフェンダーです。

しかし、ロードバイクなどのスポーツ系自転車にいざフェンダーを取り付けようとすると、多くの人は「簡単に脱着できる方が良い」「出来るだけ軽い物にしたい」「フェンダーを付けると見た目を損なわないだろうか」といったことを考えますね。そのため、コンパクトなフェンダーを選ぶ人が多い。

残念ながらコンパクトなフェンダーは、フルフェンダーと比べて水の防御率が低いため、大雨の中でも自転車旅を続ける人にはおすすめできません。

池が見える道路をサイクリング

必ずしもコンパクトなフェンダーが駄目な訳ではなく、使う場面を選べば大丈夫。小雨の中をゆっくり走るならば、コンパクトなフェンダーもそれなりに使えます。(もちろんフェンダーの種類により、効果はまちまちですね。)

たとえフェンダーを取り付けるダボ穴がなくても、ダボ穴のアタッチメントを自転車に取り付ければ、装着可能になるので、諦める必要はないですよ。

まとめ

旅する自転車

本記事では、自転車旅で重宝するフェンダーについて、なぜ必要なのか説明しました。フェンダーのメリットが、自転車旅に役立つからですね。

最後にもう一度、フェンダーのメリットを以下にまとめます。

  • 後輪や前輪が巻き上げた水を防ぐ
  • 荷物が水に濡れるのを防ぐ
  • 自転車が水に濡れるのを防ぐ
  • 大型のサドルバッグがタイヤと擦るのを防ぐ

フェンダーは、自転車の使用用途により装着するかしないかを判断します。旅や通勤・通学用の自転車では、フェンダーは必須と言えるでしょう。

特に大雨の中でも自転車旅を続けるのならば、ママチャリのようなフルフェンダーが役立ちます。

本記事をまとめるに当たり、たびチャリ!の『【必須】自転車旅に「ドロヨケ(フェンダー)」は欠かせない』の記事を参考にさせて頂きました。

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