「ロードバイクに乗り続けていると人生が変わるよ」と言われたら信じられますか。
この言葉は決して万人に当てはまる物ではありませんが、実際に人生が変わった人がいるのも事実です。
なぜなら、私はロードバイクに乗り続けて大きく人生が変わりましたので信憑性は高いですね。
具体的には、気持ちに余裕が持てたり、向上心が芽生えたりしますよ。
本記事では、ロードバイクに乗り続けていると、自分の人生にどのような良い変化を与えるのか説明します。
ロードバイクにより、人生に与える良い影響とは
ロードバイクは、自分の可能性や限界にチャレンジできる乗り物です。
ママチャリのような実用車と違って、たとえ100km以上も遠く離れた場所であったとしても、走れるようになれます。
ロードバイクの走る環境は、様々な影響を受けますよ。
それは、天候だったり、風の強弱だったり、平坦路や坂道、山道など全て自分の力で乗り越えて行かなければなりません。
決して楽しいだけではない場面もありますが、何物にも縛られず自由に駆け巡ることができる「根源の楽しさ」を十分に味わうことができるのが、ロードバイクの魅力の一つですね。
そのため、自分の人生へ与える影響は大きいです。
ロードバイクに乗り続けていると、多くの人には何かしらの変化を与えます。
それが良い意味でも悪い意味でもですね。
そこで、ロードバイクによる良い影響を以下にまとめました。(私の実体験ですよ)
必ずしもロードバイクに乗り続けている全ての人たちに、同様の影響があるとは思ってはいませんが、共感していくれる人も一定数はいると考えています。
それぞれの影響について、くわしく説明します。
【良い影響①】気持ちに余裕を持てる
ロードバイクは、ママチャリなどの実用車と違ってスピードがでます。
普通にペダルを漕いでいると、平坦路ならば30km/h以上は出せますね。
ママチャリでは、さいぜい15~20km/hのスピードを出せればよい方です。
そのため、目的地へ向かう道中に、例え信号待ちや渋滞などがあったとしても、ロードバイクでは気持ちに余裕をもって走れます。
途中で走るルートを変えて遠回りしたってかまいません。
また、気持ちに余裕があることで、常に安全運転を心掛けることができますよ。(あくまで時間に余裕をもって目的地へ向かうことが前提です)
この余裕をもつ感覚は、いつしか日常にも良い影響を与えてくれます。
仕事をしていても大抵のことは、気持ちに余裕をもって対処できるようになっていくでしょう。
私は、ゴール(成果)を目指して例え遠回りになったとしても、落ち着いて安全確実に実績を積み上げることができるようになれたのです。
これは、自分の人生に良い影響を与えていると言えますね。
【良い影響②】限界を越えるために考える
誰しもが若い内は「自分は何でもできる、何にでもなれる」と思っている時期があります。
残念ながら、それは幻想であり、必ず人には限界がありますよ。
ロードバイクへ乗り続けていると、自分の限界を知る場面に、良く出くわしたりするものです。
分かりやすい事例は、峠や山を上るヒルクライムですね。
一度も地面に足を着かず峠や山を上りきる人もいれば、何度も休憩を交えて上りきる人もいます。
涼しい顔で上り切る人や顔をしかめながら息を激しく乱して上り切る人もいるのです。
自分が今どのレベルにいるのか、限界はどこにあるのかが良くわかるのがヒルクライムと言っても過言ではありません。
正しく自己分析することで、次のステップへ行くことができるようになれるでしょう。
つまり、限界を越えるためには自分に何が必要なのか、どうすれば良いのか考えることが大事ですよ。
これにより、私はいつの間にか日常生活で困難なことがあれば、諦めず自己分析する癖がつきました。
まずは自分で考えてどうしてもわからない場合は、他人にアドバイスをもらおう。一人で悩んでいても解決しないこともあるよ。
【良い影響③】向上心が芽生える
人間年を重ねて行くと、新たなチャレンジができなくなり、保守的な考えになる人がそれなりに多いですね。
これは良いか悪いかの問題ではなく、その人の生活環境などに多大な影響を与えるため無理ができなくなってくるのです。
ロングライドでは、輪行をしないかぎり行き帰りも自走しなければなりません。例えば、100km先の目的地へ辿り着いた後で、また100km走って戻ってこなければならないのです。
当たり前のことと言われれば、その通りですが、実際に挑戦してみないと帰って来ることができないため、「まずはやってみよう」と考えます。
道中、ペダルを漕ぐのが辛くなってきても、最後は気持ちで走り切りますね。
向上心があると、例え年を重ねても新たなチャレンジを怠ることはありません。
例えば、自転車で日本一周や世界一周をしたり、標高1,000m以上の山を何度も上り切ったりなど様々なチャレンジを行なう人がたくさんいます。
このようなチャレンジを続けていると、日常生活でも保守的にはならず新しい体験、新しい技術を貪欲に吸収し、自分の成長を高めようとしますね。
「何事もまずはやってみよう」という気持ちが大事だよ。
【自転車旅のすすめ】
自転車旅を続けていると、自己成長を遂げますよ。下記記事では、自転車旅に関する話を紹介します。
【良い影響④】健康になる
ロードバイクに限った話ではなく、自転車全般に言える事ですが、自転車へ乗り続けるのは有酸素運動になるため健康に良いです。
主な有酸素運動の効果を以下に挙げます。
- 脂肪の燃焼
- スタミナが付く
- 基礎代謝を上げる
詳しいことは、当サイトの主旨とは別になるため特に説明はしませんが、詳しく知りたい場合は、Google先生やYahoo師匠を検索して聞いてみて下さい。
私の経験では、特に脂肪の燃焼とスタミナが付くことは良く実感できました。
【良い影響⑤】出費が激減する
ロードバイクは、基本的に初期費用とタイヤなどの消耗品の取り換え費用、メンテナンス費用だけが必要です。
そのため、年単位でみると出費が少ないですね。
車と違って税金やガソリン代がないため、運用コストは少なく、自分の体が動く内はいつまでも楽しめるスポーツですよ。
但し、注意点として常にロードバイクの部品(ホイールなど)をアップグレードしたり、最新式のサイクルコンピュータなど装備を一新したりしていると出費がドンドンかさみます。
必要に応じてアップグレードするのは良いですが、無理にアップグレードする必要は全くありません。
自分の身の丈をわきまえることは、出費の低減につながります。
ロードバイクは決して安い物ではなく、エントリーモデルでも約8万円ぐらいはかかります。高い物になると数百万は軽く越えますね。なので、初期費用はそれなりにかかるのは仕方がありません。
【自転車の寿命に関する話】
自転車は様々な部品で構成されている乗り物です。そのため、それぞれの部品には寿命がありますので、交換時期の目安については、下記記事で紹介します。
悲報!一般人との距離感覚が合わなくなる
ロードバイクで100kmぐらいの長距離を乗り続けていると、サイクリスト以外の一般人と距離感が合わなくなる場面が多いです。
私にとって10km以内は「庭」という感覚であり、10~20kmならば「近所」といった感覚です。
そのため、20kmぐらい離れたところにあるお店へ買い物に行く場合は、普通に自転車で出かけてしまいます。
しかし、一般人からみると自転車で10km以上走ることが「まず有り得ない」という感覚なのです。
そのため、しばしばサイクリスト以外の一般人とは、会話がかみ合わないときがありますね。(笑)
これは注意しておきましょう。
サイクリスト以外の一般人は、自転車というと、ママチャリを思い浮かべる人が多いよ。
【ロードバイクあるある】
ロードバイクヘ乗り続けていると、誰しもが良く体験する所謂「ロードバイクあるある」があり、サイクリスト以外の人と会話だけでなく感覚が合わない時がありますね。下記記事では「ロードバイクあるある」について紹介します。
ロードバイクを乗り続けて人生を豊かに過そう
ロードバイクに乗り続けていると、自分の人生に良い影響を与えることについて説明しました。
必ずしも万人に良い影響があるのか検証するのは不可能ですが、私は人に「ロードバイクに乗り続けていると人生が変わるのか?」と聞かれたら、自信を持って「変わるよ」とお答えします。
まだロードバイクに乗ったことがなく興味があるのでしたら、初めは自転車ショップなどで試乗させてもらうと良いでしょう。
試乗した結果、気に入ったならばロードバイクを購入するのか検討してみて下さい。
ロードバイクに乗り続けて人生を豊かに過ごしましょう。
【サイクリングへ出かけよう】
ロードバイクを購入したらサイクリングへ出かけてみましょう。下記記事は、サイクリングに適したスポットを紹介します。