自分の世界と可能性を広げよう、ロードバイクの楽しみ方とは

あなたは、ロードバイクに興味がありますか。また、ロードバイクで何をしたいのでしょうか。

まだ、ロードバイクを始めたばかりで「いまいち楽しみ方がわからない」と困っている方も少なくないでしょう。ロードバイクは、知れば知るほど奥が深い。

様々なシチュエーションによって、楽しみ方も異なってくる。ロードバイクに乗り続けていれば、自分の世界と可能性が広がっていくことを実感できますね。

休日に近所をサイクリングするだけでなく、色々な楽しみ方を知り、ぜひ体験して欲しいです。

本記事では、様々なロードバイクの楽しみ方を説明します。

ロードバイクの楽しみ方は千差万別

ロードバイクの楽しさを一言で表すと「根源の楽しさ」だと思います。

自分の力で知らない道を進み、見知らぬ風景や人々に出会いながら、速く遠くへ前に進んで行ける素晴らしさは、人間が持っている大元の楽しさではないでしょうか。

ママチャリにしか乗ったことがない方が、初めてロードバイクで走ると、あまりの走りの軽さに感動してしまうもの。同じ自転車なのに異次元の違いを感じますね。

そのような自転車なため、楽しみ方は千差万別です。通勤・通学のために乗る方も少なくないですが、実にもったいない。ロードバイクの魅力を知るには全く不十分といえます。

そこで、主なロードバイクの楽しみ方を以下にまとめました。

様々なことにチャレンジしていく内に、自分の世界や可能性が広がり充実した時間を過せるようになる。それでは、それぞれについて説明します。

【楽しみ方①】ゆったりのんびり「ゆるぽた」ライド

ロードバイクのスピードを余り出さず、特に目的地を決めないで、ゆるくのんびり散歩のようなサイクリングをポタリングといいます。「ゆるぽた」とは、ゆる～いポタリングの略ですよ。

ポタリングは、誰しもがのんびり楽しめるため、とても人気が高いですね。

ポタリングの楽しみ方は多岐に渡り、ご近所のお手軽サイクリングや少しだけ遠出のサイクリングでも全然OK。

自転車に乗りながら、興味を持った博物館や美術館などの施設や観光地を訪ねまわったり、美味しい料理に舌鼓を打ちながら、思い思いの時間を過ごしましょう。

一人でポタリングをしても楽しいですが、気の合う仲間と一緒にポタリングすると、より楽しくなります。

【楽しみ方②】長距離への挑戦！ロングライド

「長距離とは何Kmからなの？」と疑問に思う方も多いと思いますが、長距離の定義は曖昧で人により違っている。

一般的には100km以上は長距離と認識されており、主に100～300kmの距離を走ることをロングライドといいます。

個人的には、50km以上走れば、それは立派な長距離ではないかと思いますね。

ロングライドは、ゴール（最終目的地）まで走り切った充実感や満足感がたまりません。

その道中では、自然が織りなす景色を楽しめたり、素敵な出会いが会ったりして、充実した時間を過ごせます。

初心者がいきなり長距離を走るのは困難なので、40～60kmぐらいを目安に、余裕で走れる体力を見につけましょう。

人によっては、40kmはキツイかもしれないので、20～30kmを目標に始めるのが無難です。

慣れてきたら徐々に距離を延ばしていけば、それまでに培った経験でペース配分も分かってくるので、いつの間にか100kmを走れたりします。

【楽しみ方③】限界へチャレンジ！ヒルクライム

ヒルクライムとは、一言で表すと「登坂競技」のことです。山や丘陵を駆け上り、タイム（時間）を競います。競う相手は必ずしも他人である必要はなく、自分自身でもよい。

重力に反して、山や峠などを上るのはとてもしんどいですが、最後まで上り切った後の達成感や充実感は格別で、ハマる人が多いですね。

ヒルクライムは、平坦路や下り坂のような高速域での走りではなく、低速で山を上って行くため安全面で不安が少ないのもGood。そのため、初心者にも向いているといえる。

走るコースによっては、距離や勾配は様々なので、自分の体力や脚力と相談してチャレンジしよう。

コツコツとヒルクライムをチャレンジし続けていれば、タイムが縮まった時のうれしさは何ともいえないし、自分自身に自信が付きます。

【楽しみ方④】旅情を感じよう、自転車旅に出かける

知らない土地、まだ見ぬ街へ旅へ出かけましょう。

ロードバイクに荷物を積んで旅に出れば、いままで自分が知らなかった景色を知ることができる。それは、何事にも代えがたい素晴らしい体験ですね。

旅の道中は、必ずしも順風満帆とは限りませんが、それでも自分の力で道を切り開いていく内に、自分の可能性が広がっていくことに気が付くはず。

特に一人旅は、自分自身の成長につながり、今後の人生に良い教訓を与えてくれます。

宿泊を伴う旅では、ホテルや旅館などの宿泊施設へ泊まったりして、街中を散策するのも良いですね。

また、キャンプ道具一式を持ち運ぶならば、キャンプ場にテントを張って過ごせば宿泊費の節約につながります。

知らない場所で様々人たちと触れ合い、自分の人生を豊かにしましょう。

【楽しみ方⑤】知らない土地へ行こう、輪行による冒険

遠出をするには、必ずしも自宅から自走で向かう必要はありません。

車にロードバイクを積んで、旅のスタートとなる場所へ移動しても構わないし、電車や飛行機などの公共交通機関を使ってもよい。公共交通機関に自転車をのせるには、必ず輪行袋に自転車を入れる必要があります。

ロードバイクを分解して輪行袋に入れる作業は、慣れてくると10～20分ぐらいでできるようになりますので、是非マスターしたい技術ですね。（何度も繰り返し行うと自然に慣れます。）

公共交通機関を使えば、日本全国だけでなく世界中へ移動できる。ロードバイクで走れる範囲が、比較にならないほど広がります。

輪行を始めてまだ見ぬ土地へ冒険へ出かけましょう。

【楽しみ方⑥】ライバルとの対決、サイクルイベントへ挑戦

日本全国には、毎月様々なサイクルイベントが開催されています。

サイクルイベントには、タイムや順位を競うロードレースやヒルクライムレースなどや、地域の魅力に触れ合うロングライドなどがあり、参加条件さえ満たせば誰もが参加できる楽しいイベントです。

今の自分の力がどの程度なのか、イベントに参加して多くのライバルたちと力比べるをするのも面白い。

イベントで良い結果を残すためには、それなりのトレーニングは必要ですよ。漫然とロードバイクに乗っているだけではいけません。

自分自身で目標を決めて、努力して結果を残せるかは、日頃の自分次第です。

【楽しみ方⑦】昼間とは違う雰囲気が漂うナイトライド

夜間を走るナイトライドは、昼間では感じられない魅力が潜んでいます。

何も考えずに走っていると、夜間の道は面白みがない。それに昼間と比較して、夜間は周りがよく見えないため、安全面を考えるならば無理して走る必要性を感じません。

しかし、夜でしか見れない景色があるのも事実。SF映画のような工場夜景や、街中や車などのライトの軌跡が織りなす光景も素晴らしい。

また、日中は交通量が多かった国道などが、夜が更けると少なくなるのも魅力的です。

【楽しみ方⑧】サイクルファションを楽しむ

ロードバイクの正装は、サイクルジャージとレーパンのイメージがあります。

始めはそんな姿に抵抗を感じる人も多いですが、いつの間にか慣れますね。

各メーカーからは、毎年サイクルウェアが発表されており、レーシーなものからカジュアルなものまで様々です。色やデザインなど自分の好みのファションを楽しもう。

サイクルウェアは、風によるバタつきを抑え、吸汗速乾性の高い素材で作られているため、快適に過ごせるメリットが素晴らしいですね。

尚、ロードバイクに乗るに当たり、必ずしもサイクルウェアを着なければならないのではなく、短距離を走るのであれば、動きやすい服装でも特に問題はありません。

【楽しみ方⑨】楽しみながらダイエットを頑張る

何も考えなくロードバイクに乗り続けているだけでは、ダイエットはできません。ダイエットを続けていくためには、強く目的意識を持ち続けて下さい。

たとえば「ヒルクライムレースに出場するので、体重を落としたい」や「健康的な体形を維持したい」、「異性にもてたい」などがあります。

ロードバイクに乗って楽しみながらダイエットを行ないましょう。

詳細については、下記関連記事で紹介します。

【楽しみ方⑩】ロードバイクをカスタマイズする

ロードバイクは乗るだけでなく、カスタマイズする楽しさも堪能できます。

ロードバイクに乗り続けていると、「ホイールをもっと軽くしたい」や「ギアの変速機をアップグレードしたい」など様々な欲求がでてきますね。

カスタマイズにはお金がかかるため、自分の財布と良く相談するように。

カスタマイズは、自分自身で試行錯誤を重ねていく時間がとても楽しく、深みにハマると中々抜け出せなくなる。まさしく至福の時間かな。（笑）

ちなみにハマり過ぎれば、本当にお金が湯水のように流れます。自分の身の丈にあったカスタマイズに留めて置くのが無難ですね。

カスタマイズにより、アップグレードした愛車を乗り続けていくと、更にロードバイクの魅力にハマるでしょう。

まとめ

本記事では、ロードバイクの楽しみ方を説明しました。

最後にもう一度、説明した内容を以下にまとめます。

これらの楽しみ方で興味があるものがあれば、積極的にチャレンジして、ロードバイクの魅力を今以上に味わってもらいたい。

ロードバイクを乗り続け、様々な体験をしている内に、あなたの可能性が広がっていきます。