自転車を趣味にして、週末サイクリングに出かけたりしている人の中には、普段はサラリーマンとして会社勤めをしていたり、自営業を営んだりしている人が多いですね。
特に現代のサラリーマンは、会社で多くの時間を費やしているのではないでしょうか。
仕事をバリバリこなし続けていると、次から次へと仕事が舞い込み、趣味の自転車(ロードバイクなど)へ乗れない日々が続くことは良くあります。
そのような日々を続けていると、最終的にロードバイクへ乗るのをやめて引退してしまうかも知れません。
本記事では、仕事の多忙さで自転車趣味の人が、ロードバイクヘ乗ならない日々を続けた末路を説明します。
ロードバイクをやめる最大の理由は仕事の多忙さ
毎年ロードバイクを始める人はそれなりに多いですが、残念ながら乗り始めて3年間で20~30%の割合でやめてしまうそうです。
ロードバイクをやめる理由として、一番多いのは「仕事の忙しさ」ではないでしょうか。会社によって違いはありますが、新人時代はそれなりに休みが取れるところが多いですね。
しかし、年齢が上がり責任がある立場になってくると、仕事でまかされたプロジェクトのスケジュール次第では、平日は夜遅くまで残業付け、休日出勤は当たり前の日々が続くのが日常になります。
仕事漬けの毎日を過ごしていると、心身に異常をきたす可能性がかなり高い。
仕事が忙しいからこそ、プライベートは大切にすべきであり、ワークライフバランスが取れていない仕事偏重な生活を、するべきではありません。
個人的には、コンピュータ技術が発達した変化が速い現代社会において、仕事偏重の生活は時代遅れであり、遠くない未来においては害獣扱いになるのではないでしょうか。
そもそも仕事とは減らすべきものであり、とある仕事を遂行するために、新たに仕事を作る今のやり方は非効率です。
自転車趣味の人が、仕事漬けの生活を続けていると、以下のような末路を辿る可能性があります。
- ストレスの発散が上手にできなくなる
- サイクリングへ出かける気力が湧かない
- 食欲がなくなり痩せる
- 暴飲・暴食により太る
- 運動不足により、生活習慣病になる可能性がある
これらの理由より、ロードバイクを引退するでしょう。
それぞれについて説明します。
【末路①】ストレスの発散が上手にできなくなる
自転車が趣味の人は、サイクリングやサイクルイベント、自転車旅を行なうことで、自然にストレスの発散ができています。
仕事が忙しくて、それらのことができなくなると、ストレス発散の場がありません。
たとえ自転車以外に趣味があったとしても、仕事が忙しすぎて自分の時間を作れないのならば、ストレスは溜まるばかりです。
ストレスがある一定以上溜まってくると、明らかにおかしな状態になり、ちょっとしたことで人を攻撃したり、泣いたり情緒不安定になります。
自分では気づきにくいかも知れませんが、こういう人は傍からみると、目が血走ったりして怖い印象がありますね。
どんなに仕事が忙しくても、休日はしっかり休み、サイクリングなどへ出かけてリフレッシュしましょう。
もし、自分の周りでそのような人を見かけたら、一緒にサイクリングへ誘ってあげて下さい。そういう人に必要なのは、仕事ではなく休息です。
個人的には、突発的な障害などの対応や休日でないと対応できない事案以外で、休日まで出勤して仕事をしなければならない状態というのは、始めからスケジュールに無理があるプロジェクトであり、そもそも仕事のやり方自体に間違いがあると考えています。
無理なスケジュールで進めてしまうと、余裕がないため重大事故を引き起こす要因になりかねません。そのため、最初の納期交渉はしっかり行ない、無理のないスケジュールを立てましょう。
【サイクルイベントに関する話】
ストレス発散のため、サイクルイベントへ参加することを目標に日々のトレーニングを行なうのも良いですね。下記記事では、サイクルイベントについて紹介します。
【末路②】サイクリングへ出かける気力が湧かない
仕事が忙しすぎて、平日は毎日夜遅くまで仕事漬けだった場合、休日はほぼ一日中ゴロゴロする方も多いでしょう。
つまり、体が疲れすぎて、サイクリングへ出かける気力が湧いてきません。この状態が続けば、ロードバイクヘ乗るのを自然にやめてしまいます。
それどころか、何もやる気がなくなる可能性もありますね。こうなると重症なので、一旦仕事から距離を置いて下さい。必要に応じて産業医へ相談するなど対応が必要です。
【万が一の備え】
自転車に乗るならば、万が一に備えておくべきですね。下記記事では、万が一に役立つ自転車のサービスを紹介します。
【末路③】食欲がなくなり痩せる
サイクリングなどでストレス発散の場が失われる弊害として、何もやる気がおきなくなる可能性があることについて先ほどお話しました。
つまり食欲すらなくなってしまうのです。そうなると、ほとんど何も食べないため、体重がみるみる内に減ってゆき、気が付いたら10kg、20kgも痩せているかも。
体重が10kg減れば見た目がだいぶ変わるため、変化に気付きやすい。もし、あなたの周りにいる人から「あなた、だいぶ痩せたね」とか言われたら、今の自分の状態がマズイことを自覚して下さい。
必要に応じて産業医へ相談しましょう。
【末路④】暴飲・暴食により太る
先ほどお話した食欲がなくなり痩せるの反対になりますが、仕事のストレスが溜まり過ぎて、暴飲・暴食にはしり、ストレスを解消するようになるかも知れません。
朝昼晩以外にも甘い物やスナック菓子などを間食として、一日に何度も食べたり、お酒の量がいつも以上に増えたりして、ストレスを抑え満足感を得ようとしますね。
その結果、体重はどんどん増えてゆき、普段より10kg以上増える可能性が十分にあります。そうなると、ロードバイクヘ乗った時に今までの乗り味の違いに愕然となるでしょう。
特に山道や峠などへは、全く上れなくなっており、段々とロードバイクヘの興味が薄れてしまう要因になります。
【自転車の楽しみ方】
自転車(ロードバイクなど)は、今の自分の実力に応じて様々な楽しみ方ありますので、下記記事で紹介します。
【末路⑤】運動不足により、生活習慣病になる可能性がある
自転車が趣味な人は、サイクリングなどの運動を定期的に続けているため、運動不足になるケースは少ないです。しかし、仕事が忙し過ぎて、ロードバイクヘ乗れない日々が続けば、その限りではありません。
そんな状態が長い間続いていると、生活習慣病を引き起こす可能性があります。
食事から摂取したエネルギーと、運動で消費したエネルギーのバランスが保たれている状態が健康には一番でしょう。
つまり、食べるばかりでなく運動もしなければ、このバランスは保てずに脂肪が増えるため、肥満体質となる訳です。
生活習慣病の種類は色々あり、たとえば、がんや心疾患(心臓病)などがある。そうなってくると、最悪ロードバイクをやめる羽目に陥ります。
ワークライフバランスを大事にしよう
日本のワークライフバランスは、欧米と比べて、まだまだ足元にも及びません。近年、政府主導で行われた「働き方改革」も正直それほど成果が上がっているように見えないでしょう。
いつまでも他人任せにするのではなく、自分の意思でワークライフバランスを構築すべきです。既に築けているならば特に問題はありませんが、そうでなければ、自分の仕事を見直してみよう。
世界的に見て、AIやロボットなどが活躍する世の中になっていくのは確実であるため、仕事においては、今とは比べ物にならないくらい効率化が進み生産性が高まると予想しています。
仕事だけでなくプライベートも大事にする考えを尊重できな会社は、これからの時代淘汰されていくでしょう。
まとめ
本記事では、仕事の多忙さで自転車趣味の人が、ロードバイクヘ乗ならない日々を続けた末路を説明しました。
最期にもう一度、説明した末路を以下にまとめます。
- ストレスの発散が上手にできなくなる
- サイクリングへ出かける気力が湧かない
- 食欲がなくなり痩せる
- 暴飲・暴食により太る
- 運動不足により、生活習慣病になる可能性がある
自分のプライベートや家庭をかえりみず、仕事偏重な生活を続けていると、悲惨な末路になる可能性が高いです。
昭和の高度成長期で働いていた時代は既に過去の遺物であり、令和時代に生きる今の我々には参考になりません。
どんな働き方をするかは個人の自由ですが、自分が本当に後悔しない働き方を行ないましょう。