「ロードバイクで颯爽と走りたい」と思い、いざロードバイクを始める決意をすると、色々な疑問を思い浮かべてしまう。
たとえば、ロードバイクの選び方を始め、必要なアイテム(装備品など)や保管場所など初心者には全く分からない事だらけです。千里の道も一歩から、焦らずに一つ一つ覚えていこう。
本記事では、ロードバイクを始める前か、始めたばかりの初心者が、始めに覚えておきたい基礎知識を説明します。
また、合わせて徐々に覚えていきたい知識も紹介するので、参考になれば幸いです。
ロードバイク初心者が、始めに覚えておきたい基礎知識
ロードバイクは、自転車の中で最もスピードが出せる乗り物です。乗り始めた頃は、ロードバイクさえあれば、どこまでも遠くへ行ける感覚を味わえますね。
特にママチャリにしか乗ってこなかった人が、初めてロードバイクへ乗ると、余りの違いに感動するでしょう。それほどロードバイクの走りは、ママチャリと異なり、まるで異次元の違いと言っても過言ではありません。
そんなロードバイクへ乗り続けていると、今までの価値観が変わり、よりポジティブに人生をエンジョイ出来るようになる。
ロードバイクの楽しみ方は、サイクリングを始め、サイクルイベントへ参加したり、数日間の自転車旅へ出かけたり、カスタムを楽しむなど多岐にわたります。
そこで、初心者がまず始めに覚えておきたい基礎知識を、以下にまとめました。
- ロードバイクの楽しみ方
- ロードバイクの選び方及び初期アイテム(装備品など)
- ロードバイクの保管場所
- ロードバイクのメンテナンス
これら以外にも覚える知識は色々ありますが、まずはこれらの内容が分かっていれば、ロードバイクを十分に楽しめます。
ロードバイクへ乗り続けていれば、誰しもが通る「お尻が痛い問題」や「坂道を上るのが辛い問題」に出くわしますが、一つ一つ経験を積み解決していきましょう。
それでは、これらの基礎知識について説明します。
ロードバイクの楽しみ方
「ロードバイクの楽しさは何か」と問われたら、私は「根源の楽しさ」だと答えます。
自分の力で知らない土地へ進み、その土地の風景や人々に出会いながら、より速くより遠くへ常に前へ進んで行ける素晴らしさは、人間が持っている一番大元の楽しさではないでしょうか。
そこで、主なロードバイクの楽しみ方について、以下にまとめました。
- ゆったりのんびり「ゆるぽた」ライド
- 長距離への挑戦!ロングライド
- 限界へチャレンジ!ヒルクライム
- 旅情を感じよう、自転車旅に出かける
- 知らない土地へ行こう、輪行による冒険
- ライバルとの対決、サイクルイベントへ挑戦
- サイクルファションを楽しもう
- 楽しみながらダイエットを頑張る
- ロードバイクをカスタマイズしよう
- ナイトライドで昼間とは違った面白さを体験
これらのように、ロードバイクの楽しみ方は1つだけではありません。ぜひ積極的に様々なことへチャレンジしてみて下さい。
これらの楽しみ方については、下記関連記事でくわしく紹介します。
ロードバイクの選び方及び初期アイテム(装備品など)
まだロードバイクを購入していない方へ向かって、ぜひ覚えて欲しい基礎知識を紹介します。
まずはロードバイクを購入する際、以下の選ぶポイントをよく検討するように。
最終的に予算の範囲内で、これらの選ぶポイントを考慮して、自分の気に入ったデザインのロードバイクを購入しよう。
その際、ロードバイクを購入すると同時に必ず購入しておきたいアイテムを、以下にまとめました。
特にライトとベルは、道路交通法で義務付けられていますので必須です。
他にも実際にサイクリングを漫喫するためには、ボトルやボトルゲージ、パンク修理セットなど揃えておきたい物が色々ありますが、これらのアイテムは最低限必要なものばかりですよ。なので、ロードバイクと一緒に購入しましょう。
尚、ロードバイクの選び方や初期アイテムについては、下記関連記事でくわしく紹介します。
ロードバイクの保管場所
ママチャリを軒先に保管している人を良く見かけますが、高価なロードバイクを軒先へ保管するのはおすすめしません。
そのような場所では、盗難に合うリスクが高いですね。もし盗難に合ってしまうと、多大な精神的ダメージを受けてしまい、思わず号泣しても何も不思議ではないですよ。なので、ロードバイクは基本的に室内で保管します。
室内保管は、盗難対策だけでなく、日光の紫外線によるタイヤのダメージを防いだり、雨ざらしによるサビ対策にもなる。
どうしても自宅の室内や倉庫に保管できなければ、自転車専用のカバーで覆い隠すように保管するのも一つの手です。
家族がいる場合は、予め室内へロードバイクを保管することを承諾してもらおう。
ロードバイクのメンテナンス
ママチャリは、ほとんど定期的なメンテナンスをしないで乗り続ける人が多いですね。たまにメンテナンスをするにしても、チェーンの注油ぐらいでしょう。
ロードバイクは、メンテナンスをしないで乗り続けていると、思わぬ故障につながり、重大事故へ発展する可能性がある。そのため、定期的なメンテナンスが必要不可欠です。
フレームの清掃を始め、チェーンの洗浄・注油、タイヤの空気圧の調整、ブレーキの効き具合の確認など定期的に点検しよう。
また、タイヤやチェーンなどの消耗品は、定期的に交換するように。もし放置しておくと、パンクが多発したり、ギアの変速がスムーズにできなくなったりして、快適な走行が失われます。
ロードバイクは、スピードを出しやすいため、怪我をした時のダメージは大きい。思わぬトラブルが発生しないよう、しっかりメンテナンスを行ないましょう。
【自転車のアイテム紹介】
自転車には、色々な便利なアイテムがありますので、下記記事で紹介します。
ロードバイクに慣れてきたら、徐々に覚える知識
ロードバイクにある程度乗り慣れてくると、色々な問題にぶつかるものです。
先ほど触れましたが、代表的な問題には、「お尻が痛い問題」や「坂道を上るのが辛い問題」がある。そこで、それらの問題の対処方法や、ロードバイクなど自転車を構成する各パーツの寿命について覚えよう。
覚えていきたい知識をまとめると、以下のとおり。
- お尻が痛くなる場合の対処方法
- ロードバイクで坂道を楽に上るコツ
- 自転車とパーツの寿命について
それぞれについて説明します。
お尻が痛くなる場合の対処方法
お尻の痛みは、ロードバイクを始めた誰しもが最初に通る道です。しばらくすれば、慣れる可能性がありますが、何かしらの原因で常に痛みが伴うかも知れません。
そのまま放置しておくと「お尻が痛いので、ロードバイクが嫌いになった」なんて悲しい結末が十分にありえます。
そこで、お尻の痛みを解消する方法を、以下にまとめました。
- サドルに掛かる荷重を減らす
- サドルのポジションを変えてみる
- レーサーパンツを履く
- サドルを交換する
- サドルカバーを使用する(短時間・短距離の通勤・通学向けです)
- 慣れるまで我慢する
各メーカーから沢山のサドルが販売されていますが、人によって骨盤の広さや体重、走りのスタイルが違うため、ベストなサドルは人それぞれです。
必ずしも高価なサドルがベストになる訳ではなく、自分に合ったサドルを探し求めて、旅立つこともありますね。(笑)
ちなみに私も自分に合うベストなサドルと出会うため、長い年月を費やしました。
尚、お尻の痛みを解消する方法について、くわしくは下記関連記事をお読み下さい。
ロードバイクで坂道を楽に上るコツ
ロードバイクの乗り始めでは、勾配が大きい坂道を上るのがかなり辛いですね。
しかし、経験を積みコツが分かってくると、斜度が10%以上もある激坂以外は、それなりにスイスイ上れたりできるようになります。
すると、上るのが楽しくなって行き、峠や山道の頂上へ到着した時の達成感や充実感は格別なものになる。坂道を上るには、特にペース配分が重要。最初からガンガン上れば、途中でばてるため、気を付けよう。
そこで、坂道を楽に上るためのコツ(技術)を以下にまとめました。
- 軽いギアを活用する
- ペース配分を意識する
- ペダルを回しやすい姿勢を保つ
- 引き足を使う
- 上ハンドルを使い頭を下げない
- サドルの前側に座る
- 複式呼吸を使う
- 適度に休むダンシングを取り入れる
くわしくは、下記関連記事で紹介します。
自転車とパーツの寿命について
自転車の寿命は、フレーム素材により決定され、一般的に10年と言われています。しかし、適切なメンテナンスをしていれば、10年以上も長く乗り続けられる。
また、自転車を構成するタイヤやチェーンなどの消耗部品(パーツ)にも寿命がありますので、いつ交換すべきなのか予め知っておきましょう。
下記関連記事では、自転車や消耗部品の寿命について紹介します。
【番外編】ロードバイクへ乗り続けると自然に体験する現象
ロードバイクへの乗り続けていると、誰しもが同じ体験をする所謂「ロードバイクあるある」があります。
たとえば「距離感がおかしくなる」「自分より自転車が大事」「軽量化に情熱を注ぐ」などが、よく体験するかな。そんなロードバイクあるあるを、たくさん経験すれば、あなたは立派なサイクリストですね。
そんな「ロードバイクあるある」を下記関連記事で紹介します。
まとめ
本記事では、ロードバイクを始める前か、始めたばかりの初心者が、始めに覚えておきたい基礎知識を説明しました。
最期にもう一度、始めに覚えておきたい基礎知識を以下にまとめます。
- ロードバイクの楽しみ
- ロードバイクの選び方及び初期アイテム(装備品など)
- ロードバイクの保管場所
- ロードバイクのメンテナンス
ロードバイクの楽しみ方は、沢山ありますので、色んなことへチャレンジして見聞を広げてみて下さい。そうすれば、きっと自分の人生がより輝きます。
ロードバイクを通じて、日々の生活が彩り、自転車ライフを漫喫しましょう。